第45回
参院選がどう転んでも、政界の「世代交代」加速は止められない
上久保誠人
鳩山政権の支持率が続落し、その一方で自民党の支持率も低迷したままだ。そのため連立政権の枠組や政界再編を見据えて、さまざまな政治家が動き始め…
2010.3.16
「大物政治家に話を聞いた」「消息通に話を聞いた」といった大手マスコミ政治部の取材手法とは異なり、一般に公開された情報のみを用いて、気鋭の研究者が国内・国際政局を分析する。
第45回
上久保誠人
鳩山政権の支持率が続落し、その一方で自民党の支持率も低迷したままだ。そのため連立政権の枠組や政界再編を見据えて、さまざまな政治家が動き始め…
2010.3.16
第44回
上久保誠人
これまでの公務員制度改革の焦点は「いかに官僚を抑えるか」だった。しかし、早期退職慣行はそのまま、給料も退職金も上がらず、「天下り先」もなし…
2010.3.2
第43回
上久保誠人
民主党の「戸別農家への所得補償」は問題だらけだが、唯一評価できるのは農協の集票機能を弱体化することだ。農協と関係がない民主党のほうが「豹変…
2010.2.16
第42回
上久保誠人
国際関係全体を見ると、「米中G2新時代の幕開け」と言われ、日本がG2の中で埋没するのではないかという懸念も広がっている。今後の日本外交の方…
2010.2.2
第41回
上久保誠人
菅財務相は、経済・財政運営の手腕が未知数だという批判がある。実際、就任記者会見で異例の「円高誘導発言」が軽率だと批判された。ただ菅財務相を…
2010.1.19
第40回
上久保誠人
国民も、いつまでも「政治家が悪い、官僚が悪い」と人任せにするばかりではダメだ。自ら新しい日本を創る作業を行うべきである。国民全体で攻めに転…
2010.1.5
第39回
上久保誠人
普天間問題での鳩山政権の対応が「日米同盟全体に悪影響を与える」という批判がある。しかし、「日米同盟全体」が具体的になにを指すのかについて、…
2009.12.22
第38回
上久保誠人
小沢氏による党の掌握は「権力の二重構造」を生み、いずれ鳩山政権を崩壊させると言う識者もいる。一方、小沢氏には「英国流議会制民主主義」を日本…
2009.12.8
第37回
上久保誠人
鳩山政権の「事業仕分け」第一弾が終了した。1兆円規模の財源を確保したが、最終目標3兆円削減には程遠い。概算要求額が史上最高の95兆円に達し…
2009.11.24
第36回
上久保誠人
斎藤社長の起用が「官僚支配」ならば、意思決定は出身官庁である財務省の強い影響下にあるはずだ。その財務省は「健全財政」維持を目指してきたが、…
2009.11.10
第35回
上久保誠人
鳩山政権が発足して1ヵ月、米軍普天間基地の移設問題やインド洋給油活動延長問題では意思決定が遅延していることが批判されている。今回は、良くも…
2009.10.27
第34回
上久保誠人
自民党は谷垣禎一新総裁が誕生したが、「鳩山劇場」政権の陰に埋没しているようだ。しかし、今後「政権交代のある民主主義」が成熟していくには自民…
2009.10.13
第33回
上久保誠人
鳩山内閣が閣僚・党役員人事を行った。公約通り「脱・官僚支配」の姿勢を明確に打ち出した人事である。新閣僚が大胆な政策転換を次々と明言すること…
2009.9.29
第32回
上久保誠人
民主党政権の焦点は「国家戦略局」だ。首相直属の機関を新設し、省庁間や政府内の政策調整も官僚ではなく与党政治家が行うという。今回は、「国家戦…
2009.9.15
第31回
上久保誠人
民主党が総選挙で300議席以上を獲得するという地滑り的大勝利を収めた。民主党に対する熱狂的な「風」が吹いたわけではない。むしろ、「政権交代…
2009.9.1
第30回
上久保誠人
史上最長の「総選挙前哨戦」の中、民主党は様々な批判を受けてマニフェストの修正を繰り返している。私は、民主党はこれらの批判に過敏に反応せず、…
2009.8.17
第29回
上久保誠人
私は民主党が政権を取れば安全保障政策はもっと現実的になるし、社民党も連立入りすれば頑なな態度を変化させる可能性が高いと考える。戦後日本は、…
2009.8.4
第28回
上久保誠人
首相は「公認権」「人事権」「解散権」を持って与党内を掌握するとされている。しかし、自民党内は麻生首相がこれらの権限行使に失敗したことで混乱…
2009.7.21
第27回
上久保誠人
麻生首相をはじめとする自民党の政治家は、支持率を上げるためにあの手この手で必死になっている。しかし、これらの支持率に一喜一憂する余裕のない…
2009.7.7
第26回
上久保誠人
日本郵政・西川善文社長の更迭を求めていた鳩山邦夫総務相が辞任した。鳩山氏はなぜ総選挙直前に、麻生内閣支持率激減に直結する行動に出たのか。ま…
2009.6.23