第25回
鳩山民主党は批判票の受け皿から脱し、自らの政治文化を根付かせられるか
上久保誠人
鳩山由紀夫氏が民主党代表に就任し、無難な立ち上がりを見せている。今回は1998年英国ブレア首相(当時)が来日し、菅民主党代表(当時)と会談…
2009.6.9
「大物政治家に話を聞いた」「消息通に話を聞いた」といった大手マスコミ政治部の取材手法とは異なり、一般に公開された情報のみを用いて、気鋭の研究者が国内・国際政局を分析する。
第25回
上久保誠人
鳩山由紀夫氏が民主党代表に就任し、無難な立ち上がりを見せている。今回は1998年英国ブレア首相(当時)が来日し、菅民主党代表(当時)と会談…
2009.6.9
第24回
上久保誠人
自民党の世襲制限案は、自民系世襲候補が無所属で立候補した際、党県連が支援できるなど抜け道が多い。自民党は別のやり方で民主党の世襲制限に対抗…
2009.5.26
第23回
上久保誠人
戦後の歴代総理大臣を振り返ると、吉田茂氏から海部俊樹氏まで、鳩山一郎氏のみを例外として14人が「門閥も財力もない庶民階級からの出身」である…
2009.5.12
第22回
上久保誠人
麻生首相は15.4兆円の補正予算案を提示した、3月末に成立した今年度予算88兆円と合わせると、史上最高の103.4兆円にも達する大規模予算…
2009.4.28
第21回
上久保誠人
公設秘書の起訴で、小沢代表は「不公正な権力の行使」と、検察を批判した。果たして検察による「国策捜査」はあるのかを、「検察vs政党政治」の約…
2009.4.14
第20回
上久保誠人
政策立案過程から「官僚支配」を排除することは日本政治の長年の課題である。今回は、それに対する回答である自民党の「首相官邸主導体制」と民主党…
2009.3.31
第19回
上久保誠人
鳩山一郎元首相の没後50年祭が開かれた。孫の鳩山由紀夫民主党幹事長と鳩山邦夫総務相は将来の連携の可能性を示唆したという。今回は、本年度予算…
2009.3.17
第18回
上久保誠人
麻生太郎首相がサハリンを訪問し日露首脳会談が行われた。日本は本来ロシアに対して強い交渉力を持っているはずだが、今回の首脳会談ではそれを生か…
2009.3.3
第17回
上久保誠人
政府・与党内で「一院制導入論」が浮上している。小泉元首相がこれを自民党の選挙公約とすべしと主張し、麻生首相も国会制度見直しの必要性に言及し…
2009.2.17
第16回
上久保誠人
麻生太郎首相は、税制改革関連法案での「11年度の消費税率引き上げの明示」にこだわった。景気対策を最重要視している麻生首相が、なぜ次期衆院選…
2009.2.3
第15回
上久保誠人
「オバマ人事」の特徴は、議会や行政トップ経験者を多数入閣させた実務重視の即戦力政権だということだ。多少の意見の相違には拘らず、強い個性と能…
2009.1.20
第14回
上久保誠人
「政界再編」という言葉が政治家の口から発せられるようになった。今年は20年に渡る日本政治の対立「政界再編(による保守政権の存続)」VS「政…
2009.1.6
第13回
上久保誠人
今回はまず、なぜ麻生首相が苦境に陥ったのかについて論じる。それは単に失言や政策の迷走というより、麻生首相の就任直後の初動の誤りにあると考え…
2008.12.22
第12回
上久保誠人
私は英国に住んでいた頃、保守派の主張の是非はともかく、その態度に違和感があった。なぜなら今回の作文のような「歴史認識問題」について、保守派…
2008.12.9
第11回
上久保誠人
麻生首相がG20の「首脳外交の場」で存在感がなかった理由は、「資金援助」が強い外交カードとなるのは、それを与える直前までで、そのカードは援…
2008.11.25
第10回
上久保誠人
日米関係というのは、日米2ヵ国だけではなく、その他の国々も加わった国際社会のパワーゲームに影響される。従って、今回は日米2ヵ国関係の分析は…
2008.11.11
第9回
上久保誠人
麻生首相の景気・金融危機対策は、今後の政局の新たな対立構図を浮き上がらせたように思う。そこで、解散・総選挙の時期ばかりが焦点となっている世…
2008.10.28
第8回
上久保誠人
麻生首相が「自分の手で経済問題を解決したい」という強い意志を持つことは悪くない。ただ、強い意志を持っている割には、麻生首相の行動は稚拙で戦…
2008.10.14
第7回
上久保誠人
私は、総理・総裁への就任は麻生さんにとって「茨の道」と書いてきた。来るべき総選挙後、自民党、公明党、民主党が獲得した議席数によってどのよう…
2008.9.30
第6回
上久保誠人
福田首相が辞任した時、多くのジャーナリスト・評論家が厳しく批判した。しかし私は少し福田首相が可哀そうな気がした。なぜなら政権誕生時、同じ人…
2008.9.16