
重要なのは“伝える力”
鈴木貴博
企業変革論の世界的な権威である米ハーバードビジネススクールのジョン・P・コッター名誉教授。極めて鋭い組織洞察に基づく彼の理論は、一つだけ弱…
2019.5.26
鈴木貴博
企業変革論の世界的な権威である米ハーバードビジネススクールのジョン・P・コッター名誉教授。極めて鋭い組織洞察に基づく彼の理論は、一つだけ弱…
2019.5.26
庄司太郎
1945年11月、日本海軍は73年9ヵ月の歴史に幕を下ろした。世界第3位の海洋国家だった日本は名実共に滅び、著者は20歳の海軍中尉としてこ…
2019.5.19
片山善博
人が日常的に示す何げない動作やしぐさも、類人猿などの動物を観察する目で見ると、深い意味が見いだせると著者は言う。
2019.5.12
松元 崇
プラトンの師匠であるソクラテスが、多くの人々と酒と料理を前に夜を徹して愛(エロス)について語り合う物語だ。哲学が、本来、社会や一般人の生活…
2019.4.28
吉田利宏
単なる貧乏ではなく、自らの思想と意思によって送る、簡素な生活を“清貧”という。歌人の西行や良寛、俳人の芭蕉などは、富や栄達を遠ざけ、心を風…
2019.4.21
飯田泰之
リーマンショック以前の世界経済で、多くの信奉者がいたのが“グローバリゼーション神話”だ。人が、物が、そして資本が、世界を自由に移動し、誰も…
2019.4.14
楠木 建
「経営の神様」こと松下幸之助(1894~1989年)。数限りなくある評伝の中で、異彩を放つ。“正史”には書かれなかった人間性を描く。真の姿…
2019.4.7
庄司太郎
理想主義者ではない。現実をよく見て、人々の生活の向上に集中し、自らは清貧に徹した。本書は、彼がノーベル平和賞候補になった理由を明らかにする。
2019.3.31
鈴木貴博
商品力が他社に勝っていることよりも重要なのは、“一番手”であることだと著者は主張する。それには根拠がある。
2019.3.24
片山善博
“二大政党制”のことではいつも近代以降の英国が引き合いに出されるが、実は昭和初期のわが国に、なんとかそれが成り立ち、そしてあえなく失敗に終…
2019.3.17
松元 崇
AI(人工知能)が人間の知能を超えるどころか人間の文化を破壊してしまう危険性に警鐘を鳴らす。
2019.3.10
吉田利宏
昔から、「空気を読む」という表現がある。太平洋戦争中、「戦艦大和の海上特攻」など無謀な作戦の数々を決めたのも、この空気であった。空気の前で…
2019.3.3
飯田泰之
新年早々、経済学者の竹森俊平氏は、経済財政諮問会議(内閣府)の新委員就任が伝えられた。彼を一躍有名にしたのが本書である。
2019.2.24
楠木 建
書評こそ最高の本選びの友。インターネット上の匿名の評価や星の数(の平均値)は参考にならない。プロの書評はレベルが違う。気が合う書き手が見つ…
2019.2.17
庄司太郎
今、イスラム教が注目を集めている。人々は、聖典の「コーラン」を読まずに、既存のイスラム観が投影された報道などにより、イスラム世界を判断する…
2019.2.10
鈴木貴博
転職する日は、自分にとって華々しい人生におけるキャリアの転機だが、会社から見れば日常の一日にすぎない。「あなたの力でこの会社を変えてほしい…
2019.2.3
片山善博
評者がかつて鳥取県知事を務めていた時の座右の書である。具体例を挙げて、行政改革の本質を説く。
2019.1.27
松元 崇
資本主義経済の元祖とされるアダム・スミスに、道徳や哲学を説いた『道徳感情論』という著書がある。“高橋財政”で名高い高橋是清(1854~19…
2019.1.20
吉田利宏
150万部を超えたベストセラー。片づけの第一歩は、捨てることであり、捨てるか捨てないかは、その物に心がときめくかどうかで決めるべきと言い切…
2019.1.13
飯田泰之
経済学的な思考法の柱とも言える過度の数学的厳密性、統計的有意性の乱用、社会工学的な発想の問題点が整理されている。
2018.12.23