第32回
マスコミは“原発停止の悪影響”から逃げるな!国富流出はすでに「消費税5%分、1日100億円」
石川和男
電力需給検証小委員会は原発停止による火力発電の稼働増に伴う電力コストについて、2011年度から14年度まで累計で12.7兆円に上ると試算し…
2014.11.10
経済産業省の元官僚として政策立案の現場に実際に関わってきた経験と知識を基に、社会保障、エネルギー、公的金融、行政改革、リテール金融など、日本が抱えるさまざまな政策課題について、独自の視点で提言を行なっていく。
第32回
石川和男
電力需給検証小委員会は原発停止による火力発電の稼働増に伴う電力コストについて、2011年度から14年度まで累計で12.7兆円に上ると試算し…
2014.11.10
第31回
石川和男
9月末、韓国の東亜日報が、米国が韓国の使用済核燃料の再処理を容認したと報じた。日本のマスコミは一切報じず、日本政府も反応していない。しかし…
2014.10.20
第30回
石川和男
世界ではさまざまな感染症のアウトブレイクがある。日本は関係ないと思いがちだが、国際貢献や緊急援助などで世界各国に派遣される自衛隊はそうはい…
2014.10.6
第29回
石川和男
経済産業省は都市ガス大手3社について、2019~21年にガス導管事業を別会社化する“法的分離”を義務付けることを企図している。これは本当に…
2014.9.22
第28回
石川和男
8月15日、韓国の朴槿恵大統領は「光復節」での演説で、日中間3ヵ国で「原子力安全協議体」の設置を提案した。今後、中国などで急増する原発の安…
2014.9.8
第27回
石川和男
日本のガス需要世帯は、天然ガス(都市ガス)とLPガス(プロパンガス)でほぼ半数ずつ分け合う。現在、ガスシステム改革が検討されているが、世の…
2014.8.25
第26回
石川和男
今の原発行政は、あらゆるリスクをゼロにしようという“ゼロリスク”追求に拘泥しており、2011年以来、今年は原発全基停止の夏となる。この“ゼ…
2014.8.11
第25回
石川和男
今“電力システム改革”の一環で「広域的運営推進機関」の設立が進められているが、同機関の退任役員が既存電力10社や新電力に“天下り”すること…
2014.7.28
第24回
石川和男
2012年7月に施行されたFITが見直される。再生可能エネルギー推進には大きなコスト負担が伴うからだ。筆者は現実的な再生エネ普及策として、…
2014.7.14
第23回
石川和男
現在、“政治的塩漬け”状態にある原発。だが原子力発電を行いながら安全性を全てに優先させることの両立は可能だ。そのために大いに参考になるのが…
2014.6.30
第22回
石川和男
政府が進めている“ガスシステム改革”について私は、消費者利益保護の観点からも非常に大きな危惧を抱いている。そこでパブリックコメントをこれま…
2014.6.16
第21回
石川和男
至近の国際情勢を俯瞰すると、政治・社会システムの相違によるイデオロギー対決色が強かった東西冷戦とはやや質を異にして、エネルギー・原子力問題…
2014.6.2
第20回
石川和男
原発反対派の理由の一つに、「原発から出る放射性廃棄物(核廃棄物)の行き場がない」という主張がある。本稿では核廃棄物に関わる用語を整理すると…
2014.5.19
第19回
石川和男
「エネルギー基本計画」が4月11日に策定されたが、いま日本で公開されている「パンドラの約束」という米国の映画が話題となっている。かつては反…
2014.4.21
第18回
石川和男
現在の原発は、正確には“原子力発電所の発電が停止している”という状態。発電が再開できないでいることより、火力発電の焚き増しに伴う追加的な化…
2014.4.7
第17回
石川和男
日本のFIT制度など再生エネ施策は、ドイツの再生エネ施策を大いに参酌して策定されてきた。そう考えると、ドイツの電力市場で起こっている現実が…
2014.3.24
第16回
石川和男
経済産業省では、都市ガス小売の参入面や料金面での全面自由化など“ガスシステム改革”と呼ばれる制度変更のための検討が進められている。電力シス…
2014.3.10
第15回
石川和男
今国会に電力小売への参入を全面自由化するための電気事業法変更案が提出される予定だ。本稿では、来るべき国会での法案審議を見据えて、慎重かつ入…
2014.2.24
第14回
石川和男
今、国会では平成26年度予算案が審議されている。少子高齢社会に突入した日本で、社会保障関係費は急激に伸びている。一方で、近年の公共事業関係…
2014.2.10
第13回
石川和男
電力小売を全面自由化すれば、電力の「供給義務」を負う主体がいなくなってしまう。生活必需品たる電気の安定供給は維持できるのかという疑問は当然…
2014.1.27