武田薬品工業
1781(天保元)年、初代近江屋長兵衛が大坂・道修町で薬種仲買商を始めたのがタケダの始まりとなった。その後、1925年に「武田長兵衛商店」となり、1943年に現在の「武田薬品工業」に社名変更した。現在、全世界における当社グループの企業ブランドシンボルとして使用しているロゴマーク「抱き山」は、創業当時ののれんに刻まれた最も古いロゴマーク「抱き山・本」をベースにしている。「抱き山」は、近江屋本家の出身地・近江と商売拠点・大阪の間にある二つの山を上下に抱き合わせた形と伝えられいる。
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【スクープ】米メルク日本法人MSDが希望退職募集へ!大規模リストラがうわさされる武田薬品に“先手”?
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メガファーマ(巨大製薬会社)の一つ、米メルク・アンド・カンパニーの日本法人MSDが近く、希望退職者の募集を始めることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。今年度になって、製薬大手での国内リストラは初とみられる。内資系最大手の武田薬品工業でも近く大型リストラが予想されており、業界の人材流動は今年度も活発な情勢だ。

#15
第一三共は時価総額10兆円超え!復活狙う武田、創薬力で注目の中外…製薬業界「5年後の勢力図」
ダイヤモンド編集部,篭島裕亮
大型のがん治療薬で躍進続く第一三共、復活を狙う武田薬品工業、創薬力に定評のある中外製薬……、5年後の医薬品セクターの勢力図はどうなるのか。薬価引き下げ圧力など業界環境が厳しい中、問われるのは各社の新薬開発力だ。承認取得が複数進行中の大型薬の具体的な名前を挙げながら、意外なダークホース企業やバイオベンチャーなど注目の中堅企業についても紹介する。

後発薬190社のうち再編で生き残るのは10社?東和薬品と沢井製薬は戦略が異なり、外資は早々に撤退も
医薬経済ONLINE
武見敬三厚生労働大臣は都内で開催された日本ジェネリック製薬協会の懇親会で「後発品業界の再編は待ったなしだ」と発破をかけた。後発品各社は否が応にも身の振り方を迫られている。

オリエンタルランド、信越化学…「虎の子株」に売却圧力・武田薬品エース級MR「実質減収」・社外取報酬ランキング、1位は9904万円!
ダイヤモンド編集部
上場企業が保有する「虎の子株」への売却圧力が強まっています。今月開催される株主総会では複数の企業が物言う株主から政策保有株式などの売却を迫られ、日本企業の株式持ち合い文化が崩壊に向かう予兆が表れています。「夢と魔法の王国」の株式を巡る攻防戦から、その実情に迫ります。

#6
社外取締役・報酬ランキング【上位5000人】1位は9904万円!上場企業「全1万590人」の最新待遇序列
ダイヤモンド編集部,清水理裕
引く手あまたの社外取締役。その厚遇ぶりがうかがえる、何よりの指標は報酬金額だ。そこで、ダイヤモンド編集部は、社外取1万590人の総報酬額を実名ランキングにすることを試みた。前編として上位5000人の実名と兼務社数、推計報酬額の合計を明らかにする。トップの金額は9904万円に上った。

#13
武田薬品エース級MR「実質減収」「出世ゴール消失」の不遇に差した“一筋の光明”とは?【ポスト別・年収相場表公開】
ダイヤモンド編集部
国内製薬最大手ある武田薬品工業のMR(医薬情報担当者)はかつて「国内最強の武田軍団」と呼ばれ、業界随一の高給取りでもあった。エース級は成果を出せば出しただけの対価を報酬で得た。しかし、今のエース級の稼ぎは、当時に遠く及ばない。エース級MRが実質減収になり、さらに出世のゴールまで失った実情に迫る。また、不遇に差し込んだ“一筋の光明”の正体を明らかにする。

武田薬品ウェバー社長CEOが最後の“大ナタ”!?事業再編に1400億円計上で社内は「大リストラ」に戦々恐々
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
日本の製薬最大手、武田薬品工業は5月上旬の2024年3月期決算発表に合わせ、25年3月期の事業構造再編費用に1400億円を投じると発表した。この約10年間、同社に“破壊と創造”をもたらしてきたクリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)のトップ交代が近いとうわさされる中、最後の大仕事となるかもしれない。

#16
武田薬品の次期社長レースに新顔、「MR出身の女性幹部」は“候補”か“右腕”か?
ダイヤモンド編集部,野村聖子
クリストフ・ウェバー社長就任から10年。業界内では製薬大手・武田薬品工業の次期社長レース予想が熱を帯びているが、今年4月の人事異動を経て、ポスト・ウェバー候補に新顔が現れた。

“武田國男本”に続く2匹目のドジョウならず、第一三共元社長の著書がいまひとつ「おもんない」理由
医薬経済ONLINE
第一三共の元社長である中山讓治氏が著した『私の履歴書 新薬に出会うまで』がいまひとつ「おもんない」。その理由とは?

第一三共が「月給7%超」アップ!大手の相次ぐ賃上げでも社員たちが喜べない“意外なワケ”
医薬経済ONLINE
医薬品業界で賃上げが相次いでいる。しかし、賃金が大きく上昇する企業の社員は「手放しで喜べる状況ではない」と語る。

武田薬品の次期社長は誰?「喜べない仮説」が浮上する理由
医薬経済ONLINE
武田薬品工業のトップの去就をめぐる業界雀たちの見解は今年に入り、また変わり始めている。社長就任から10年が経過したクリストフ・ウェバー氏の「次」が不透明度を増しているのだ。

#9
孫正義、柳井正、豊田章男…「カリスマ退任」なら株価は下落する?長期政権トップの通信簿【前編】
ダイヤモンド編集部,清水理裕
長期間にわたりトップに君臨するカリスマ経営者12人の退任時に、株価は下落?それとも上昇?それを占うため、ダイヤモンド編集部は株主の視点でトップの通信簿を作成した。今回の前編ではソフトバンクグループの孫正義氏、ファーストリテイリングの柳井正氏、トヨタ自動車の豊田章男氏ら6人を取り上げる。

三菱ケミカル社長「事実上解任」で経営陣大刷新!唯一生き残った田辺三菱製薬トップの問題点
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三菱ケミカルグループはジョンマーク・ギルソン社長の事実上解任により、経営陣を大刷新する。そんな中で田辺三菱製薬のトップについては唯一、ギルソン社長体制下の経営幹部が残った。

#19
製薬リストラに異変!アステラス早期退職に若手が名乗り、外資は「過去5年分メールチェック」の過激手口
ダイヤモンド編集部
製薬業界のリストラに異変が起きている。国内製薬大手のアステラス製薬が実施した早期退職募集には、若い層が積極的に応募している。外資大手の日本法人では、リストラの手口がより過激化している。

#55
塩野義も20年ぶり早期退職募集、第一三共の追随は?製薬業界は「好調下のリストラ」が当たり前に!
ダイヤモンド編集部,野村聖子
塩野義製薬も20年ぶりに早期退職募集を実施し、2023年の製薬業界は人員削減が続いた。24年もその動きは加速するのか。製薬リストラの最新形態に迫った。“最後の楽園”である第一三共もこの流れに追随するのか。

#27
武田・アステラス・第一三共の年収、恵まれた世代は?武田は年配社員が勝ち組【5世代20年間の推移を初試算】
ダイヤモンド編集部,清水理裕
国内製薬会社でしのぎを削る武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共。今回は、年収が高い製薬業界の中でも、特に高給の企業として知られる3社を取り上げる。各社の中で、それぞれ年齢別に年収を比べた場合、団塊・バブル期・就職氷河期・ゆとり世代のうち、どの世代が恵まれていたか?20年間を10年刻みにして、5世代の年収と主要64社内のランクの推移を初試算。シビアな成果主義の武田は年配社員が優位だが、氷河期や若手世代はいかに。さらにアステラス、第一三共の勝ち組、負け組はどこか?

武田薬品が研究開発で失敗続きの今ぶち上げた「15年ぶり増配計画」が示唆する将来不安
医薬経済ONLINE
武田が打ち出した15年ぶりの増配計画。今後は毎年、配当金を増額または維持する考えを示している。これが示唆することとは?

#3
【独自】アステラス製薬、年収倍増「40代で3500万円」誕生の裏でポスト半減の職位も…新制度の待遇を実額で暴露
ダイヤモンド編集部,野村聖子
リストラに勤しむ製薬各社が次に手を付けているのが、格差の大きい世界標準の人事評価制度と待遇への移行。今回、アステラス製薬関係者への取材により、同社が22年から導入した世界標準の待遇と社内格差を公開。40代で年収が倍増し3500万円前後になった例もある一方で今後幹部ポストは激減。中堅社員たちを襲う同世代格差の非情を詳報する。

予告
徹底取材!「年収実額・リアル待遇・会社実名」で社内の残酷な世代間格差を忖度なしで検証
ダイヤモンド編集部
団塊、バブル、就職氷河期、ゆとり――。どの世代が恵まれていて、どの世代が割を食っているのか?現在、課長や部長として企業を支えるのは、就職難の憂き目に遭った氷河期世代。上のバブル入社組にはポストの多くを牛耳られ、下の世代に対してはハラスメントや働き方改革の面で細心の注意を払わなければならない。一方、団塊の世代は「勝ち逃げ」とやゆされることが多いが、実際にはどうだろうか。内情が分かりにくい役職定年にも切り込みつつ、実額&実年齢の独自データと徹底取材で実態に迫った。

薬局で買える肥満の薬「アライ」が国内初の承認、4年越しの理由は?《Editors' Picks》
ダイヤモンド編集部
厚生労働省は11月15日、肥満症治療薬「ウゴービ」(ノボノルディスクファーマ製)を、公的医療保険の対象にすると決定しました(22日から適用)。2023年は肥満症の「新薬ラッシュ」の元年。好評連載『医薬経済ONLINE発』から、23年1月5日に公開した記事をもう一度、ご紹介します。厚生労働省は2022年11月の部会で、国内初となる肥満対策のOTC薬「アライ」を要指導医薬品として承認することを了承した。大正製薬が申請したのは4年も前のこと。ずっと棚晒しとなっていたものが、なぜここにきて承認されるのか。
