武田薬品工業
1781(天保元)年、初代近江屋長兵衛が大坂・道修町で薬種仲買商を始めたのがタケダの始まりとなった。その後、1925年に「武田長兵衛商店」となり、1943年に現在の「武田薬品工業」に社名変更した。現在、全世界における当社グループの企業ブランドシンボルとして使用しているロゴマーク「抱き山」は、創業当時ののれんに刻まれた最も古いロゴマーク「抱き山・本」をベースにしている。「抱き山」は、近江屋本家の出身地・近江と商売拠点・大阪の間にある二つの山を上下に抱き合わせた形と伝えられいる。
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日産の取締役2名がホンダ統合白紙決議に「反対」票!・武田薬品ウェバー体制の功罪とは・保険会社&代理店社員必読!法改正とルールの中身
ダイヤモンド編集部
日産自動車の取締役会が「ホンダによる子会社化」の提案を拒否し、ホンダとの統合協議を事実上、打ち切ることになりました。ただし、取締役会の決定は満場一致ではなく、ホンダ案に同調する向きもあったことがダイヤモンド編集部の取材で判明。「子会社化含みでもホンダとの協議継続」を主張した取締役2名の実名を明かします。議論が真っ二つに割れた背景には、日産のメインバンクであるみずほ銀行の“変節”がありました。

武田薬品工業の「壮大なる社会実験」外国人経営は第1幕が終了へ、12年に及ぶウェバー体制の功罪とは?
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
武田薬品工業は、クリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)が2026年に引き、外国人女性幹部が次のトップに就任すると発表した。国内製薬首位のレガシー企業は2代続けて外国人がかじを取る。約12年に及ぶことになるウェバー体制の功罪は?

武田薬品が5年ぶりのR&D説明会で披露した「甘い皮算用」
医薬経済ONLINE
武田薬品工業が昨年末に5年ぶりとなるR&D説明会を開催した。クリストフ・ウェバー社長は期待の新薬候補をそろえたと胸を張るも、マーケットの反応は冷ややかだった。

政治献金をしても惨憺たる結果ばかりの製薬業界、武田薬品の献金額は?【製薬30社寄付額リスト】
医薬経済ONLINE
日本医師会の政治団体「日本医師連盟」から自由民主党への献金は2億円にのぼる。では製薬会社各社の献金額は?

#95
【25年の製薬業界】武田薬品に続きリストラに踏み切る可能性が高い製薬会社の「特徴」とは?
ダイヤモンド編集部,野村聖子
製薬業界は2023年に続き、24年も希望退職者募集が相次ぎ、寒風が吹きすさんだ。24年の製薬リストラに見られた異変、そして25年以降にリストラに踏み切る可能性の高い会社の特徴を明らかにする。

【人気特集】第一三共に部下なし管理職の「花道ポスト」、外資系証券は「入社10年で年収1億円」も夢じゃない
ダイヤモンド編集部
2023年に人気を集めた特集『部長・課長の残酷 給料・出世・役職定年』。上場企業の平均年収は公開されているものの、部長・課長のリアルな待遇が世に出ることはほとんどありません。「賃上げ」が昨今の春闘の話題となっていますが、年収を上げる早道の一つは、社内での出世です。では、どうすれば部長・課長に出世でき、待遇はどうなっているのでしょうか。そして、部長・課長に昇進しても、シニア社員には「役職定年」という悲劇も待ち受けています。特集では主要企業の部長・課長の本当の給料や出世事情、シニアの残酷な現実を追いました。

中外製薬・武田薬品・第一三共…増収率が唯一2割超の好調企業とその要因は?
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,笠原里穂
デジタル化や脱炭素の潮流が加速し、物価高の影響も続く。その結果、企業によって業績の明暗が分かれている。格差の要因を探るべく、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は中外製薬や武田薬品工業などの「製薬」業界4社について解説する。

#16
医薬品業界「3年後の予測年収」37社ランキング【最新版】4社が「1000万円超え」脱落!武田、アステラス、第一三共、中外は?
ダイヤモンド編集部,山本 輝
近年、企業による社員待遇の向上が続いている。人手不足や物価の上昇など背景は複数考えられるが、なにより、企業が成長するためには年収アップで人を引き付ける必要がある。ダイヤモンド編集部では、統計専門調査会社の協力の下、医薬品業界の37社の3年後の年収を大胆予想した。

#3
住友化学と三菱ケミカル、ともに製薬子会社の売却が難航!市場は切り離しを要求も「買い手不在」の憂鬱
吉水 暁
これまで三菱ケミカルグループと住友化学という二大総合化学の収益に貢献しているとして、グループ内部で大切にされてきた田辺三菱製薬、住友ファーマが揺れている。親会社である三菱ケミカルグループ、住友化学が共に、グループからの切り離しも辞さない姿勢を示しているのだ。本業である化学に経営資源を厚く投じなければならなくなる中、両社にとって傘下に製薬会社を持つのが重たくなってきていることに加え、田辺三菱、住友ファーマとも次の成長が見えないこともある。だが、事業売却を図ろうとしても買い手は乏しい。半面、市場は「切り離せ」との大合唱で、かじ取りが難しい局面に立たされている。投資ファンドの名前がちらつく中で両社はどんな決断を下すのか。

#11
【製薬大手4社“稼ぐ力”徹底比較】武田とアステラスで「大規模リストラ」が必須になる理由
ダイヤモンド編集部
売上高が伸びている武田薬品工業とアステラス製薬がなぜリストラをするのか。「稼ぐ力」の指標で製薬大手4社を比較すると、実は両社ともこの数値が弱いのだ。

武田薬品のウェバー社長「2025年以降も続投」説が浮上…次期トップレース予想最新版、新たな候補者も
ダイヤモンド編集部,野村聖子
高額報酬に見合う働きをしているとは言い難い、武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)。しかし当初の“公約”だった任期10年を超えて在任する可能性もある。

予告
最新決算で「勝ち組&負け組」が鮮明に!製造業、金融、不動産、流通…主要業界の業績・財務を徹底分析
ダイヤモンド編集部
日本国内はインフレや深刻な労働力不足、通貨安に見舞われ、海外では米大統領選挙におけるトランプ前大統領の返り咲きで、日本企業を巡る経営環境はかつてないほどに複雑化している。足元では、企業の優勝劣敗は加速し、「勝ち組」と「負け組」も鮮明になっている。製造業や金融、不動産、エネルギー、流通といった主要業界の注目企業の最新決算について、財務などを基に徹底分析。株価や業界内序列、人事などの動向も読み解いていく。

住友ファーマと田辺三菱の内情/コニカミノルタ「1000億円買収」の誤算/テルモが喰らった“毒饅頭”〈見逃し配信〉
ダイヤモンド編集部
住友化学の製薬子会社である住友ファーマが11月末退職のスケジュールで募集した早期退職者募集に約600人が応募しました。業績悪化に陥った住友ファーマの内情はどうなっているのでしょうか。大人気連載「医薬経済ONLINE発」の2024年度上半期(24年4~9月)で最も読者の反響が大きかった記事は、この住友ファーマを巡る動向を追ったもの。三菱ケミカルグループの製薬子会社である田辺三菱製薬も厳しい状況にあり、同社の記事も多くの読者に読まれました。この2社の記事を含め、同連載における24年度上半期の人気記事ベスト10を紹介します。

【人気特集】武田薬品エース級MR「実質減収」「出世ゴール消失」の不遇、希望退職者募集は“年齢不問”“任意”でも「不適切面談」の不安が…
ダイヤモンド編集部
国内製薬最大手ある武田薬品工業の待遇、出世、リストラの実態とは…。2024年5月の特集『賃上げの嘘!本当の給料と出世』と9月の特集『武田薬品 「破壊と創造」最終章』で迫りました。

【人気特集】アステラス製薬、「40代で3500万円」誕生の裏でポスト半減の職位も…武田・第一三共の恵まれた世代は?
ダイヤモンド編集部
団塊、バブル、就職氷河期、ゆとり――。どの世代が恵まれていて、どの世代が割を食っているのでしょうか?現在、課長や部長として企業を支えるのは、就職難の憂き目に遭った氷河期世代です。一方、団塊世代は「勝ち逃げ」とやゆされることが多いですが、実際にはどうなのでしょうか。特集『どの世代が損をしたか?氷河期部長&課長の憂鬱 出世・給料・役職定年』では、内情が分かりにくい役職定年にも切り込みつつ、実額&実年齢の独自データと徹底取材で実態に迫りました。製薬業界の実態とは?

武田薬品が「米国企業になる」には最悪のタイミング?米大統領選後に製薬業界で起こること
ダイヤモンド編集部,野村聖子
武田薬品工業の直近のリストラや人事は、米国企業化への加速が透けて見える。このタイミングで米国へ完全に軸足を移すのは正解なのか。米大統領選挙後、製薬業界はどんな影響を受けるのか。

三井住友建設の大型案件が1年の再延長!・楽天解体回避も新たな「資金繰り危機」が勃発!・製薬リストラ、「割増退職金」で武田薬品が圧勝
ダイヤモンド編集部
準大手ゼネコンの三井住友建設が請け負ったものの進捗が遅れている都心屈指の大型プロジェクト「麻布台ヒルズ」のマンション工事について、竣工時期がさらに1年2カ月延長されることがダイヤモンド編集部の取材で分かりました。三井、住友の両グループに属する三井住友建設は麻布台ヒルズだけでなく複数の“爆弾”を抱え、対処を誤れば「両グループ脱退」の最悪シナリオが現実味を帯びてきます。三井住友建設に迫る最悪シナリオの全容を解き明かします。

#2
製薬業界のリストラ、「割増退職金」で非財閥の武田薬品が圧勝!?財閥系の田辺三菱・住友ファーマとの“格差”の実態
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
製薬業界は今年度、リストララッシュだ。中でもいずれも大阪の薬の街、道修町に本社を構える3社、すなわち三菱系の田辺三菱製薬、住友系の住友ファーマ、非財閥系の武田薬品工業の「悲喜こもごも」に業界中の関心が集まっている。リストラの詳細を独自取材した。

武田薬品の希望退職者募集、“年齢不問”“応募は任意”でも「不適切面談」の不安が尽きない理由
ダイヤモンド編集部,野村聖子
武田薬品工業のリストラの全貌が明らかになってきた。ダイヤモンド編集部では、労働組合と会社との協議内容が記載された社内文書を新たに入手。今回のリストラに対して、社員が不安を募らせる「不適切面談」をめぐる組合と会社の攻防をお届けする。

武田薬品「外国人社長」就任前夜、日産になるかソニーになるか…OBが「壮大なる実験だ」と語った理由
ダイヤモンド編集部
製薬業界最大手、武田薬品工業が今年度、再び大型リストラを実施する方針だ。連載『武田薬品 破壊と創造 最終章』の本稿では、『週刊ダイヤモンド』2014年6月28日号第1特集「病める製薬王者タケダの暗雲」の記事を抜粋する。記事では、クリストフ・ウェバー氏のトップ就任直前、社内外に広がった「ある懸念」を紹介している。
