関西電力
関連ニュース
関西電力と中国電力は「統合」が合理的、不祥事続く電力業界に必要な3つの再編シナリオ
橘川武郎
大手電力4社が絡んだカルテル事件や大手電力各社による不正閲覧問題など不祥事が相次ぐ電力業界。燃料価格高騰などで各社の経営環境も厳しい。電力業界は抱えるさまざまな問題をどう解決すべきか。“業界のご意見番”橘川武郎氏が業界再編の必要性を訴えた寄稿をお届けする。

大阪万博→カジノIRへ!トランプ爆買い発生か、カジノ産業で知られざる有望企業【10社リスト】
三浦健史
大阪府・大阪市が進める、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の区域整備計画が、4月14日に政府に認定された。『大阪ダブル選の争点「カジノIR」初期投資はUSJの7倍、雇用は1.5万人!計画の全貌とは』に続き、大阪IRができた場合のビジネス面に焦点を絞り、カジノ産業で成長が期待される企業や、日本ではあまり知られていないが、実は世界のカジノ業界では超有名な隠れた名企業を紹介する。

電力カルテル事件、電力会社の大株主の山口県・大阪市・神戸市は「代表訴訟」に動くか
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
関西・中部・九州・中国の大手電力4社が絡んだカルテル事件は過去最高の約1010億円もの課徴金納付命令が下り、地元自治体の対応に注目が集まる。歴史的に密接なステークホルダー(利害関係者)であるためだ。

電力3社にカルテル課徴金1010億円命令!勃発した「中部電vs関電」の三番勝負
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
関西・中部・九州・中国の電力4社によるカルテル事件で、公正取引委員会は関電を除く3社に課徴金計1010億円の納付命令を出した。今回の処分は、中部電と関電の強い確執を生み出した。今後、両社の間で繰り広げられることになる“三番勝負”の構図を解説する。

倒産危険度ランキング2022【ワースト100】ハウステンボス売却のHISが31位、1位は?【再編集】
ダイヤモンド編集部
ゼロゼロ融資終了、暴力的な円安の進行、資源価格高騰――。企業を取り巻く環境の激変とともに、世界的な金融引き締めの動きもあって、景気後退待ったなしの2023年。大倒産時代が、ついにやって来る。そこで、上場企業3935社の倒産危険度を総点検。まずは総合版として、リスクの高い509社をあぶり出した。今回はワースト100を紹介する。

東電の退職給与金は2500万円超!?電気料金値上げ審査「プチ炎上」の理由
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
家庭向け電気料金の値上げに関する国の審査は佳境で、電力各社が提示した人件費の精査に入っている。審査では東京電力ホールディングス子会社の高額な退職給与金の計算方法に注文が付いた。

【速報】JERA新社長に中部電出身の奥田氏、東電出身の可児氏と共同CEO体制に!異例人事の舞台裏
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
東京電力ホールディングスと中部電力の合弁会社で、両社の燃料調達・火力発電を担う「JERA(ジェラ)」は次期社長に中部電出身の奥田久栄副社長を昇格させる方針を固めた。同社設立以来、3代続けて中部電出身者がその座を担うことになる。電力業界で急成長を遂げるJERA次期社長レースの舞台裏をいち早く解き明かす。

#6
関西電力の情報漏洩で大阪ガスと新電力が逆襲!?大手電力「解体論」も再燃
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
関西電力を皮切りに、多くの大手電力会社で発覚した送配電子会社による顧客情報漏洩問題。新たな不祥事が発覚した関電に新電力側は“逆襲”を仕掛けている。さらに、関電のライバル、大阪ガスの出方にも注目が集まる。電力・ガス、新電力の入り乱れた大乱闘の様子を紹介する。

#5
中国・中部・九州「電力カルテル3社」歴代経営陣に迫る株主代表訴訟、賠償額は数十億円に!?
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
大手電力4社によるカルテル事件で処分を受ける見込みの中国、中部、九州の大手電力3社には、課徴金の支払いが済んでも、歴代経営陣への株主代表訴訟の提起は避けられそうにない。現時点で判明している各社課徴金案をベースに、残酷な歴代経営陣の「自己破産デッドライン」を予想した。

関西電力の不動産子会社、東京・谷中の大型マンション開発頓挫で犯した「大失態」の真相
坂田拓也
関西電力の子会社・関電不動産開発が、東京・谷中で計画していた大型マンション開発が頓挫した。取材で浮かび上がったのは、首都圏初の大型プロジェクトに前のめりになり過ぎて泥沼訴訟にハマった関電不動産開発の失態だ。不透明な契約過程を明らかにする。

#4
中国電力「課徴金707億円」で過去最悪赤字に、関西電力の“裏切り”が招く最凶シナリオ
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
電力カルテル事件で707億円もの課徴金納付命令案を受けた中国電力。今期予想は過去最大の1740億円もの最終赤字に沈む見通しだ。同社は電気料金値上げで立て直しをもくろむが、容赦ない「最凶シナリオ」もささやかれている。

#3
中部電力次期トップ「有力候補3人」の実名、カルテル事件で社長レースは混沌
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
東京電力ホールディングスや関西電力の凋落によって電力業界で存在感が際立つ「三男坊」の中部電力。だが、大手電力4社のカルテル事件に名を連ね、275億円もの課徴金納付命令案が出された。さらに、東邦ガスとの間でもカルテル疑惑がくすぶる。カルテル事件の余波に次期社長レースが絡み、社内の権力構造は混沌としている。

#2
【スクープ】東京電力傘下の新電力が「自力販売」撤退へ!燃料価格高騰でかつての業界首位も“白旗”
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
東京電力エナジーパートナー(EP)完全子会社の新電力、テプコカスタマーサービス(TCS)が、今春から東電EPの取次会社になることがダイヤモンド編集部の取材で分かった。TCSはかつて関西を中心に安値攻勢を仕掛け、新電力首位に立ったこともある。燃料価格高騰の逆風で多くの新電力が苦しむ中、TCSの撤退戦は新たな局面に入った。

#1
電力業界団体トップは九州電力社長が異例の続投濃厚!有力候補が不祥事で「全員アウト」
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
大手電力10社で構成する「電気事業連合会(電事連)」の池辺和弘会長(九州電力社長)の続投が濃厚となった。カルテルや情報漏洩などの相次ぐ不祥事で、有力候補は軒並み“アウト”に。迷走する業界の「顔役」選びの内幕を明らかにする。

予告
電力業界、不祥事続出で「裏切り御免」の戦国時代に突入!生き馬の目を抜くバトルロイヤル
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
大手電力会社が大揺れだ。関西電力や中部電力など大手4社が絡む電力カルテルは、史上最高額の課徴金納付命令が出される見通しとなったほか、電力自由化の理念を踏みにじるような、大手電力の送配電会社による情報漏洩も発覚した。自らが招いた荒波の真っただ中にある電力業界で、周りは敵ばかりのバトルロイヤルが既に始まっているのである。

東電が家庭向け料金値上げへ!3つの数字が示す崖っぷちの「ギリギリ感」とは
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
東京電力ホールディングスが規制料金と呼ばれる家庭向け電気料金の値上げを国に申請した。同時に経営見通しや小売子会社へ2度目の増資を発表したが、示した「三つの数字」に崖っぷちの“ギリギリ感”が漂う。

関西電力の「カルテル並みにひどい」情報漏洩で明らかになった不正営業の抜け穴
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
関西電力など大手電力の送配電子会社から小売り部門への情報漏洩(ろうえい)が続々と発覚している。送配電子会社が管理するライバルの新電力の顧客情報を小売り部門が閲覧できる状態だった。新電力側は大手電力小売りが営業活動に不正利用していたとの疑念を抱いている。

#80
「世界エネルギーパニック」23年勃発へ、中国ゼロコロナ解除が震源に!
ダイヤモンド編集部,堀内 亮
エネルギー大国のロシアがウクライナに侵攻して以降、エネルギー地政学は一変した。世界各国がエネルギーの「脱ロシア化」を推し進めた結果、石油や天然ガスなどエネルギー価格が高騰。世界のエネルギー情勢は混沌としている。

#48
23年の産業界「8大テーマ」!地銀襲うゼロゼロ融資リスク、高年収企業38社ランキング…
ダイヤモンド編集部
2022年以降、急激な円安、原料高、資源高の三重苦にさいなまれ、インフレ対応策に動く日本企業が増えた。23年は、日本銀行による政策転換で為替動向に注視が必要な上、引き続きインフレ懸念が高まりそうです。23年はどのような年になるのか。ダイヤモンド編集部の業界担当記者に、日本企業の将来を決する「8大テーマ」について座談会形式で議論してもらった。座談会後編の4つのテーマについてお届けする。

国策の節電プログラムが空振りの危機、電力各社の大半は節電要請「やる気なし」か
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
企業や家庭に節電を促すために国が主導する節電プログラムが空振りしそうだ。今冬に危惧されていた厳冬が回避される見込みもあり、夏に節電策を導入したものの発動しなかった関西電力のように、本腰を入れない電力会社が相次ぐ恐れがあるのだ。
