その他産業(6) サブカテゴリ
第157回
世界第3位のたばこメーカー、日本たばこ産業(JT)。売上高、営業利益の半分を海外で稼ぐ。経営力を磨いたJTは、国内最大の売り上げのマイルドセブンブランドを変える賭けに出た。さらなる成長を目指したものだが、課題も残る。

第133回
米アップルのスマートフォンをめぐって謎が深まっている。最新iPhone5sは瞬く間に“枯渇”したが、カラフルな廉価モデルiPhone5cは在庫が積まれている。何が起きているのか。

第921回
美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑のトラブルを起こしているカネボウ化粧品が、早くも11月に美白化粧品の新製品を投入することが週刊ダイヤモンドの調べでわかった。11月に発売するのは、スキンケア化粧品「トワニー」「インプレス」など、自主回収した美白化粧品8ブランド54商品の代替商品。

第124回
凋落する家電業界との対比で、近年は勝ち組とされてきた重電業界。代表格である日立製作所、東芝、三菱重工業の3社がそろって、10月1日に大規模な体制改革に打って出る。なぜ今なのか。

第135回
規模で2倍以上の開きがある、コマツと日立建機。どちらも資源メジャーズによる鉱山機械の投資抑制により、再び社内の“効率性の追求”が経営課題となっている。日立建機の悩みに着目した。

第128回
日本時間の8日早朝に決まった2020年夏季五輪の東京開催。10兆円以上とも見込まれる巨額の経済効果に政財官では大きな期待が膨らんでいる。“五輪狂騒曲”が早くも響き始めた。

第134回
旭硝子が、急速に業績を悪化させている。高収益を誇った電子事業が利益を落とし、建築用ガラス事業に至っては赤字に転落した。利益構造を転換しない限り、かつての輝きは取り戻せない。

第133回
米ゼネラル・エレクトリックが、研究所の建設に10億ドルをつぎ込むなど、ソフトウェアへの投資に懸けている。世界を代表するインフラ“メーカー”が、なぜソフトウェアへ傾注するのか。

第10回・最終回
限られた資源や低い技術力でつくられた製品は、本当に「安かろう悪かろう」なのだろうか? 世界のエンジニアがいま注目する「適正技術」を、25年以上もインドネシアの田舎で実践している日本人に学ぶ、「限られているからこそ」生まれるイノベーション、そして新しい「ものづくり」のあり方とは?

第248回
外資系の攻勢が激しい高級ホテル市場。この分野で起業家精神を発揮し、外資系に対抗しうる高級ホテルや旅館を展開する数少ない日本人の、星野リゾートの星野佳路社長。観光立国を目指す日本に何が足りないのか、政府はどんな取り組みをすべきかなどずばり提言してもらった。

第132回
前期1010億円の構造改革損失を計上、円安の追い風もありV字回復で、久々に海運トップに返り咲く商船三井。しかし、関連会社の第一中央汽船が3度目の危機に直面している。

第9回
ガラパゴスと言われて久しいが、ハイテク以外で日本のものづくりはもはや役に立たないのだろうか? MIT在学中に「世界を変えるイノベーター」に選ばれた遠藤謙氏がインドで出会った「安物」の義足とそこから得た学びをヒントに、先進国も途上国も関係なく「役に立つ」ものづくりの力の使い方に迫る。

第246回
4月22日に表面化した「三井造船との経営統合話」は、川崎重工の社内クーデターにより、破談に至った。産業界ばかりか世間の注目を集めた騒動の渦中で、新社長に就任した村山滋氏は、胸の内でどのように考えていたのか。また、どのような考え方の経営者なのか。幼少時代の話からさかのぼって、問題意識を聞いた。

第8回
携帯電話で送金し、送電網なしに送電するという「新しい現実」が生まれているアフリカで、日本のものづくりはどんな役割を果たせるのだろうか? 東大発のテクノロジー「デジタルグリッド」と現地ケニアの携帯送金サービスを組み合わせて人々に電気を届けるという、イノベーティブな取り組みを紹介する。

13/09/07号
日本のベストホテルはどこか――。1万人のユーザーアンケートを基に、顧客満足度でランキングした。明るい世相を反映してか、上位は1年前とは異なり、リゾート系ホテルが占めた。ランキング結果を見ると、今年は東京ディズニーリゾート周辺のホテルの躍進が目立った。

第7回
〈ものづくり〉に関わるには、企業に属さなければならない時代は終わった。「つくり手」のプラットフォームであるファブラボでは、誰もが互いに学びあい、次なるイノベーションの種が生まれている。今回は8/21~27開催の世界ファブラボ会議をレポート、これからの〈ものづくり〉の可能性を探る。

第900回
7月上旬、パナソニックは取引のある主な資材メーカーの担当者らをいっせいに集めて、今秋から購入代金の支払期限を30日間延長してほしいと要請した。これ自体は、財務体質改善のためには必要な施策に違いない。業界で話題になったのは、そのスタンスの豹変ぶりだ。

第6回
今までは公にするものではなかったはずの設計図やアイデアというものづくりにおける「命」を公開し、イノベーションを加速させる動きが次々と生まれている。鎌倉で生まれた鎌倉のためのアイデアが、ケニアの問題を解決し、産業となりつつある事例に見る、オープンソースとものづくりの本当の関係とは?

第891回
東京都が2012年度に徴収した“下水道”料金(調停金額)の総額は1667億円。その水量は、体積で東京ドームの887個分に相当する。「都心で進む地下水位の上昇が、巡り巡って現在の下水道料金徴収額に影響している」と東京都の幹部は苦笑いを浮かべる。

第899回
経営再建中の半導体大手、ルネサスエレクトロニクスが鶴岡工場(山形県)の閉鎖を決めたことで、任天堂が頭を抱えている。任天堂の最新ゲーム機「Wii U」の事業計画が覆されかねないためだ。なぜ、鶴岡工場の閉鎖が任天堂の痛手になるのか。それはWii Uの“命の石”ともいえる半導体を製造しているからだ。
