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第43回
無線ネットワーク間を波乗りNTT陣営の隠れた秘密兵器
全国各地で無線通信の常識を塗り替える可能性を秘めた“小型中継機”の実証実験が始まった。その中継機を携行すると、周囲に存在する複数の無線通信規格の中から、自動的に余裕のある帯域を選び出し、まるで“波乗り”のように利用者にとって最適な無線ネットワークに接続してくれる。のNTT東日本の子会社で、無線ネットワーク全般を扱う技術系企画会社のNTTブロードバンドプラットフォームが開発した「パーソナル・ワイヤレス・ルーター」(PWR)である。
第168回
セブン本部とオーナーの深まる溝チェーンに広がる不満と動揺
セブン-イレブン・ジャパンのフランチャイズチェーンに加盟するオーナー10人が24時間営業を強要されたとして本部を提訴した。また、弁当“見切り販売”問題も含め、本部とオーナー間のいざこざが続いている。
第367回
いまや世界の株価動向を左右中国株式市場の“構造的問題”
8月5日から19日までの2週間で、上海総合指数は20%下落した。4日、同指数は年初来85%上昇となる最高値を付けていた。日本の市場関係者は、今回の下落は一時的な調整にとどまるというのがおおかたの見方だ。
第167回
マツモトキヨシと業務提携ローソン店舗、競争力は強まるか
コンビニエンスストア2位のローソンとドラッグストア首位のマツモトキヨシホールディングスが8月24日、業態を超えて業務提携し、業界をにぎわせている。
第19回
今春以降、国土交通省幹部たちは政府や金融機関はもちろん、日本航空との交渉案件を抱える企業の幹部たちに支援を訴え続けてきた。貨物事業の“結婚相手”として候補に挙がる日本郵船に対しても同様だった。
第166回
目玉サービスの利用抑制を顧客に要請した新生銀の評判
新生銀行の顧客が困惑している。ATMであれば、取引手数料が回数制限なく、無料で引き出せることを最大の売りにしていた「パワーフレックス口座」だが、新生銀行は引き出し回数を減らすよう求めているというのだ。
第42回
携帯で漫画を28ヵ国に配信NTT西日本発の異端児企業
固定電話のNTT西日本の100%子会社ながら、携帯電話へ漫画を配信するサービスで、異彩を放っている企業がある。05年から08年まで過去4年間連続で2ケタ成長を続けるNTTソルマーレだ。
第165回
ニッセンが仕掛けるアウトレット消費者とメーカーの支持得て急伸
通信販売大手のニッセンが運営するインターネットアウトレットモール“BRANDELI(ブランデリ)”が好調だ。2009年度通期の売上高は、目標とする8億円(前年比2.1倍)を超える見通しだ。
第366回
緒戦は韓サムスン電子に軍配LEDテレビ新市場争奪戦
薄型テレビの覇権争いが新次元に突入した。火ぶたを切ったのは韓サムスン電子だ。今年3月、液晶パネルのバックライトに、CCFLの代わりにLEDを採用した「LEDテレビ」を投入した。
第164回
それでも単独では生き残れないサッポロ・ポッカ連合の次の一手
ビール系飲料大手のサッポロホールディングスは8月14日、飲料大手のポッカコーポレーションとの資本提携を発表した。だが、両社の提携を脅威と受け止める業界関係者は多くない。
第163回
巨大化する三菱ケミカルHD難題は国内石化事業の再構築
三菱ケミカルホールディングスが、三菱レイヨンとの買収交渉を進めている。交渉が成立すれば、三菱化学をベースに、旧田辺製薬をグループに取り込むなど拡張を続けてきた“大三菱化学”がさらに巨大化する。
第18回
7月13日にオンライン証券大手の楽天証券が打ち出した株式委託手数料の値下げは、最大手SBI証券との熾烈な「手数料引き下げ競争」に発展している。7月14日、楽天証券の会議室内は異様な空気に包まれていた。無理もない。楽天は、前日に打ち出した株式委託手数料の改定で、業界最低水準を提示したはずだった。ところが同日中に、業界最大手のSBI証券が、楽天を下回る水準まで引き下げると発表したのである。その後、およそ1ヵ月のあいだに、楽天が5回、SBIが4回もの手数料改定を発表。両社がここまで最安値を競う背景には、いったい何があるのか。2社の手数料引き下げ競争の行方を追った。
第365回
不良債権まみれの銀行株が先導欧米株価持ち直しの“持続力”
ニューヨークダウは7月23日に9000ドル台を回復。8月12日には一時9400ドル台を付けた。FT100指数も8月13日には年初来高値を更新した。そのリード役を果たしているのが銀行株だ。
第364回
コンビニ・外食オーナー志望急増競争激化で不況の“徒花”の恐れも
消費不況にあえぐコンビニエンスストアと外食業界に、一縷の光明が見られる。今年1月以降、フランチャイズ(FC)オーナーの応募者が前年実績を上回り続けているのだ。
第363回
期待の星「原油先物ETF」が上場及第点確保も今後にはハードル
「WTI原油価格連動型上場投信」という名のETFが8月3日、大阪証券取引所に上場された。日本で初めて商品先物を投資対象にするというこのETF、過渡期にある国内市場の命運を占う試金石になりそうだ。
第162回
東急ストア、楽天の思惑が一致協働でネットスーパー事業に挑む
東急ストアが、楽天と組んでネットスーパー事業に参入する。10月から、楽天の子会社、ネッツ・パートナーズが開設する「食卓.jp」へ、まずは神奈川県の3店舗が出店を始める。
第41回
本国提携で日本のMS・ヤフーがメディアビッグバンの核になる!?
2009年7月29日、米マイクロソフト(MS)と米ヤフーが、インターネット検索と広告事業での提携で合意をしたと発表した。今後、ヤフーは自前の検索エンジンを捨て、MSの検索エンジン「Bing」を採用する。
第161回
住友電工の株価を2割上げた夢の技術・緑色レーザの将来性
新製品が株価を支えている。世界中で開発競争がなされていた緑色半導体レーザの開発に住友電気工業が成功した。堅調な大型株として異彩を放っているのだ。
第75回
世界的な原子力発電回帰を受け、メーカー間の受注競争が本格化している。だが欧州の原子力大手、仏アレバが海外案件の失敗で収益を悪化させるなど、リスクも顕在化してきた。
第160回
単独では到底実現できない日産の強気な電気自動車戦略
日産がついに電気自動車「リーフ」を初披露した。1充電で160キロメートル走行可能な5人乗り中型車サイズの電気自動車を、2012年には世界で30万台以上量産する。