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第242回
不参加企業続々で見直されるモーターショーの費用対効果
来年1月に開催されるデトロイト・モーターショーに日産自動車、スズキ、三菱自動車が不参加を表明した。モーターショーは、新たな技術を披露し、販売を促進する格好の場所だったが、その費用対効果が見直されている。
第71回
30代“薄毛初級者”を指南する「リアップ道場」の稽古内容
発毛剤「リアップ」の拡販を目指す大正製薬が、働き盛りの30代を狙ったユニークな携帯サイトを立ち上げた。その名もリアップ道場。免許皆伝すらあるその稽古内容とは?
第241回
追い詰められる百貨店改装投資の見直し相次ぐ
百貨店業界で、店舗の改装投資計画を見直す動きが相次いでいる。背景には、費用対効果が見込めないという事情があり、百貨店業界は厳しい状況に追い込まれている。
第70回
コジマの減収減益止まらず改革遅れ、悪循環の危機
上期には北京オリンピックという“特需”があったにもかかわらず、コジマは今期も減収で営業赤字だ。家電量販店が陥る悪循環を断ち切るべく改革を進めていたが、スピードも着手も遅く、立て直しには時間がかかる。
第240回
金融危機による損失は21兆ドル甘過ぎるIMF予測の“15倍強”
IMFが10月に損失予測額を発表したが、実態はその約15倍の21兆ドルという有様だ。なぜ、かくも開きが生じるのか。予測対象には米国のローンと証券しか含まれていないうえに、その損失予測自体の基準が甘いからだ。
第239回
業界初!“保険の原価”を開示したライフネット生命に怨嗟の声
ネット専門のライフネット生命保険が“保険料の原価”の開示に踏み切った。付加保険料の開示は、価格引き下げ競争になりかねないため、生保各社から怨嗟の声が上がっている。
第69回
石油元売り業界の再編加速へ新日石・新日鉱経営統合の深層
新日本石油と新日鉱ホールディングスが、来年10月をメドに経営統合すると発表し、国内では断トツのシェアを持つ企業が誕生する。今回の経営統合が他の石油元売り会社の再編を促すのは必至だ。
第55回
「自分のスタンドの仕入れコストを考えず、近隣のライバル店に価格を合わせてしまう経営者が後を絶たない。赤字覚悟で販売するスタンドも続出している」と、ある石油元売り会社幹部はため息交じりに語った。今年になってガソリンスタンドは非常に厳しい状況に直面してきた。原油価格の高騰に伴ってガソリン価格が急騰。レギュラーガソリンは、8月に1リットル当たり185円(全国平均)に上昇。8月にはガソリンの需要が前年同月比で14%も減少した。現在、ガソリンスタンド業界が先の見えない大激動期を迎えている。ガソリン価格は夏以降急落したものの需要の減退傾向は続いており、価格競争は激化。一部の石油元売りが始めた「新仕切り体系」が安売りに拍車をかけている。石油元売り、スタンド共に疲弊し、特にスタンドの廃業は増加の一途をたどりそうだ。
第239回
消費不況でも11月過去最高の売上高ユニクロ快進撃の裏に“5年の努力”
消費不況もどこ吹く風か、ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業が好調だ。快進撃の裏には、開発に5年の歳月を費やした「ヒートテックインナー」など地道な努力がある。
第238回
やっぱり「砂上の楼閣」だったドバイ不動産開発バブルの崩壊
世界中の建設クレーンの3割が集まったとさえいわれるドバイの不動産開発バブルがあっけなく崩壊した。事態は、お隣のアブダビにエミレーツ航空を譲渡するのではとの噂が流れるほどに深刻だ。
第68回
大ヒット映画「フラガール」生んだ信託会社が、存続の崖っ縁に!
2004年末、信託業法改正により、金融機関以外の信託参入が認められた。だが、解禁第1号であるジャパン・デジタル・コンテンツ信託が、業績低迷や内部管理の杜撰さが露呈し、早くも崖っ縁に立たされている。
第237回
原料価格の大暴落で、ビール各社の再値上げ機運が一転
今年、ビール業界では大手4社が、価格を引き上げた。さらに「来年夏までに再値上げもやむなし」とささやかれていたが、大手スーパーによる値下げ圧力などにより、根強い値上げ機運が一転して怪しくなってきている。
第236回
自動車、電機の崩落で深刻化外国人労働者の解雇が急増中!
自動車関連や電機などの製造業の現場で、外国人労働者の解雇や契約の終了が目立つ。東京に次いで顕著なのが愛知県。外国人雇用サービスセンターは、まるで風邪シーズンの病院の待合室のような混雑ぶりだ。
第67回
“ひとり勝ち”のセブン銀行投資家の過度な期待に深まる困惑
不況に強い数少ない銘柄として投資家からの期待が高まるセブン銀行。しかし、同行のビジネスモデルはすでに成熟期にさしかかり、過度な期待への困惑の声もある。新たな設置場所の開拓が今後のカギとなりそうだ。
第235回
激増する“下請けいじめ”が中小企業同士にも波及!
製造業、建設業、情報通信業を中心に“下請けいじめ”が激増している。下請け取引に関する苦情や紛争の相談件数は、前年度の約2.7倍に達した。なかでも「代金の不払い」は、中小企業にとどめを刺すに等しい。
第66回
パシフィックHDの支援に手を挙げた中国系投資家の“正体”
経営難がささやかれていたパシフィックHDについに“救世主”が現れた。注目すべきは投資スキームの特異性だが、この背後には中国の政府系ファンドの姿が見え隠れしており、その内容はかなり不透明である。
第54回
破綻懸念が高まったシティグループ。米国政府は市場から追い立てられるように救済策を打ち出した。破綻は回避されたものの、まだ多くの火種を抱える同社の前途は暗いままだ。金融危機解消の道筋はいまだ見えない。
第234回
値下げに活路を求める百貨店の厳しい現実
百貨店の売り上げ減少に歯止めがかからない。景気後退に伴う富裕層の買い控えに加えて、低価格志向が強まっているためだ。それならばと値下げに乗り出す百貨店も増えてきた。
第233回
赤字決算続出の証券会社が東証に「早く上場を」の大合唱
株価低迷で業績が悪化し続ける中小証券会社から「東証は、いつ上場するのか」という問い合わせが増えている。だが、これだけ相場が悪い状況では「予定されている上場を延期するのでは」と危惧する声も出始めている。
第232回
山崎豊子原作の映画『沈まぬ太陽』年明けクランクインが決定
お蔵入りの噂が立っていた映画『沈まぬ太陽』(山崎豊子原作)が年明けにクランクインすることが明らかになった。監督は「ホワイトアウト」の若松節朗氏に内定した。