sp-smartbusiness(6) サブカテゴリ

第102回
コンビニ市場は飽和状態か?セブン-イレブンにはまだ2倍の成長余力あり
高田直芳
他の流通業に比べてなぜコンビニは高収益なのか。収益性分析では利に厚く、キャッシュフロー分析では商品を販売する前に現金回収を終えている。経営分析の二本柱をともに充実させている点において、コンビニ事業は史上最強のビジネスモデルといえるだろう。
コンビニ市場は飽和状態か?セブン-イレブンにはまだ2倍の成長余力あり
第321回
80歳のヴェルディのように失敗しようとも完全を求めて挑戦していこうと決心した
上田惇生
ドラッカーは、知識によって働く者にとって多少なりとも参考になるのではないかと言って、自らの経験をいくつか教えてくれる。その一つが、イタリアの大作曲家ヴェルディの最晩年の作品「ファルスタッフ」との出会いだった。
80歳のヴェルディのように失敗しようとも完全を求めて挑戦していこうと決心した
第101回
デフレ不況でカネを持て余す?イオンやセブン&アイの贅沢な悩みと「量産効果&減産効果」の求め方
高田直芳
日本チェーンストア協会「販売統計/月次統計」を見ると、右肩下がりで推移している。ところが、イオンやセブン&アイに対する経営不安の声をあまり聞かない。なぜなのだろうか。今回は収益性とキャッシュフローの両面から、流通業界が抱えるジレンマを探ってみたい。
デフレ不況でカネを持て余す?イオンやセブン&アイの贅沢な悩みと「量産効果&減産効果」の求め方
第320回
人事には“手順”があるトップが全力を尽くさなければ組織そのものへの敬意を損なう
上田惇生
人事に関する手順は、多くはない。しかも簡単である。仕事の内容を考える、候補者を複数用意する、実績から強みを知る、一緒に働いたことのある者に聞く、仕事の内容を理解させる。
人事には“手順”があるトップが全力を尽くさなければ組織そのものへの敬意を損なう
第319回
成果を上げるには仕事の手段としての会議の生産性を上げよ
上田惇生
知識労働の生産性向上の基本は、行なう必要のないことは行なわないことである。常に、それをしなければ、会社はつぶれてしまうのかを考えなければならない。
成果を上げるには仕事の手段としての会議の生産性を上げよ
第100回
富士重工業の株高でトヨタの笑いが止まらない?スバルは「とんがったクルマ」でいられるのか
高田直芳
株式投資をしている人なら、ご存じであろう。富士重工の株価は、過去十年を振り返ってみても、いまが最高値にある。大手の自動車メーカーの100分の1、または全世界シェアで1000分の1しかない富士重工にこそ、経営戦略を読み解く鍵が隠されている。
富士重工業の株高でトヨタの笑いが止まらない?スバルは「とんがったクルマ」でいられるのか
第318回
定年で退職した人たちの多くが自分たちが欲していたものは長期休暇だったことを知る
上田惇生
ドラッカーは、65歳定年制はとうの昔に時代錯誤になっているという。定年年齢として65歳が定められたのは、19世紀のビスマルク時代のドイツであり、それが米国に導入されたのは第一次世界大戦時だったという。
定年で退職した人たちの多くが自分たちが欲していたものは長期休暇だったことを知る
第317回
20世紀を生きたドラッカーが21世紀のために遺したものがマネジメントだった
上田惇生
産業革命が人類に膨大な生産力を与えた。そこにブルジョワ資本主義なるイズムが現れ、自由に経済活動を行なわせるならば、見えざる手によって、自由と平等は万人のものになると約束した。
20世紀を生きたドラッカーが21世紀のために遺したものがマネジメントだった
第99回
「弱気なトヨタ」と「強気のNTT」2013年3月期の業績予想を占う
高田直芳
2012年の締めくくりとして、業績好調と目されているトヨタとNTTを取り上げる。ポイントは、「2013年3月期の予想利益」は、強気なのか、弱気なのか、それをどうやって「現時点で」検証するのか、という点にある。
「弱気なトヨタ」と「強気のNTT」2013年3月期の業績予想を占う
第316回
チェンジ・リーダーたるには変化するための前提として“廃棄”が必要不可欠である
上田惇生
ドラッカーは、1980年代半ば以降、少なくとも企業の世界では、変化への抵抗という問題はなくなったという。内部に変化への抵抗があったのでは、組織そのものが立ち枯れとなる。かくして、変化できなければつぶれるしかないことは、ようやく納得された。
チェンジ・リーダーたるには変化するための前提として“廃棄”が必要不可欠である
第315回
21世紀の企業はグローバル化することによって文明と文化の懸け橋となる
上田惇生
市場がグローバルになったために、あらゆる経済活動がグローバルに行なわれるようになり、かつ、企業そのものがグローバルな存在になった。一国の文化、慣習、法律にとらわれることなく、グローバル経済において成果を上げるべき存在となった。
21世紀の企業はグローバル化することによって文明と文化の懸け橋となる
第98回
インカムゲイン型のKDDIは、キャピタルゲイン型のソフトバンクを追撃できるのか
高田直芳
今回は、近づきつつある「電脳化社会」の足音に耳をそばだてながら、iPhoneなどを扱うKDDIとソフトバンクを経営分析の俎上にのせることにした。ただし、ソフトバンクは前回で取り上げたので、メインはKDDIとする。
インカムゲイン型のKDDIは、キャピタルゲイン型のソフトバンクを追撃できるのか
第314回
強みを持つ分野を探しそれを仕事に適用させることは人の特性からくる必然である
上田惇生
パナソニックの中村邦夫は、ある事業を任されたとき、ドラッカーを座右の書としたという。ユニクロの柳井正は、ドラッカーの教えによって今日のユニクロを築いた。このような人たち、このような会社が無数にある。
強みを持つ分野を探しそれを仕事に適用させることは人の特性からくる必然である
第97回
ソフトバンクは「電波を売る不動産業」兵站が伸びきったM&A戦略の先に何があるのか
高田直芳
筆者の分析結果によれば、ソフトバンクのビジネスモデルは「電波を売る不動産業」になる。第60回コラムでは、マクドナルドが「ハンバーガーを売る不動産業」であることを証明した。今回はソフトバンクに当てはまるのかどうかを検証してみる。
ソフトバンクは「電波を売る不動産業」兵站が伸びきったM&A戦略の先に何があるのか
第313回
じつはわれわれは企業とその機能が何であるかを知っている
上田惇生
『マネジメント』とは、54年の名著『現代の経営』によりマネジメントの父とされるに至ったドラッカーが、その後20年の企業研究の成果を注ぎ込んだマネジメントの百科全書ともいうべき大著である。
じつはわれわれは企業とその機能が何であるかを知っている
第312回
「理論は現実に従う」したがってグローバル企業は自らの道は自ら探るしかない
上田惇生
第二次世界大戦後、多少の所得と情報が得られただけで、世界中が同一の需要パターンを発展させた。自動車、医療、教育、テレビ、映画が世界共通の需要となり、世界は一つのグローバルなショッピングセンターとなった。その結果…。
「理論は現実に従う」したがってグローバル企業は自らの道は自ら探るしかない
第311回
知識労働の生産性向上は業種・職種にかかわらず至って簡単なはずである
上田惇生
ドラッカーは、今日の学校の先生の生産性が、100年前の先生の生産性を超えているとはとても思えないという。ドラッカーによれば、知識労働の生産性を上げる方法は、業種・職種にかかわらず、ほぼ共通し、かつ至って簡単だという。
知識労働の生産性向上は業種・職種にかかわらず至って簡単なはずである
第96回
消費増税の起爆装置「経済成長率3%」の落とし穴稼働率50%未満の日本経済のGDPは奈落の底へ
高田直芳
今回は、国内総生産GDPや国民所得NIというマクロ経済指標を、「管理会計の視点」から眺めたらどうなるか、ということを紹介しよう。経済学者やエコノミストたちの「立ち位置」からは見ることができない「日本経済の姿」を調べてみようという試みだ。
消費増税の起爆装置「経済成長率3%」の落とし穴稼働率50%未満の日本経済のGDPは奈落の底へ
第310回
技術のダイナミクスを理解せよ技術が製品や産業を生み出しそれが文明の発展を加速させる
上田惇生
ドラッカーは、まず、いかなる技術の変化が、いつ頃起こりそうかを知る必要があるという。もちろん技術の変化の日程は、あらかじめ知りうるものではない。しかし、かなりのことはわかるはずだという。
技術のダイナミクスを理解せよ技術が製品や産業を生み出しそれが文明の発展を加速させる
第309回
リーダーといえども他の者の範となるには自らの得意を知る必要がある
上田惇生
ドラッカーは、リーダーたる者は、なすべきことからではなく、なされるべきことから考えよとさえいう。なすべきことを考えよというと、安易に、なしたいことから考えてしまうからである。
リーダーといえども他の者の範となるには自らの得意を知る必要がある
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