sp-smartbusiness(8) サブカテゴリ
第88回
中古品は新品の市場価値を支える方向に作用するのではないか、という仮説を想定してみた。今回はこの仮説を検証してみたい。新車(日産自動車)と中古車(ガリバーインターナショナル)に置き換えて話を進める。
第295回
高年者はまだまだ増える社会全体としての生産性の向上が喫緊の課題
「流行や修辞、あるいはマスコミ用語として、先進国で若さが強調されることはありうる。しかし現実には、あらゆる先進国が、その関心と行動の双方において、中高年中心、年金中心となっていかざるをえない」
第87回
筆者はときどき「円高が進めば → 日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)は値を下げる」と錯覚を起こすことがある。しかしメディアは強く関連づけて報道する。いったい、この関係は成り立つのだろうか。検証してみることにした。
第294回
人口構造の変化が社会だけでなく経済と政治を変える
急速な社会の高齢化は、何をもたらすのか。高齢化社会の到来を、「見えざる革命」と名づけたドラッカーは、三つの変化を教える。
第293回
何に対して貢献するかどのような貢献ができるのか仕事ができる者は自分で考える
一流の仕事ができるようになるには、生まれつきの才能などいらないというのだから、うれしくなる。しかも必要なのは、習慣的な姿勢と基礎的な方法だけだという。
第86回
本コラムを掲載している『ダイヤモンド・オンライン』編集者との会話で「化学業界や非鉄金属業界は『読者受け』がよくないので、本連載では避けたほうがいい」という話をしたことがあった。しかし、今回はへそ曲がりを全開にして、その化学業界を扱う。
第292回
「社内を歩き回れ」は間違い社外の“変化”を知らなければ時代に置き去りにされる
あらゆる組織が、世のため人のために存在する。すべて組織は、世の中や人が必要とするものを生み出し、届ける。だからドラッカーは、組織としての企業の目的は“顧客の創造”だという。
第291回
ドラッカーが問いかけたいかなる組織にもかかわる「最も重要な5つの質問」
成果が現れるのは、今日ではなく明日かもしれない。しかし行動するのは、明日ではなく今日である。今日以外に行動の日はない。
第85回
通常、将来の企業の業績は、インカム-ゲインが増大するかどうかにかかっている。資産を切り売りしたキャピタル-ゲインによって、業績回復を目指すという経営戦略はあまり見かけない。ところが、筆者が常時ウォッチングしている上場企業400社の中で珍しいケースがあった。
第290回
社会を持たない大衆には失うものがない今日では失うべきイズムもない
産業革命によって生産力は増大した。自由に経済活動を行なえば豊かになるとのご託宣もあった。その資本主義が約束を果たせなかったとき、今度は、生産手段を労働者の手に渡すならば、さすがの難問もついに解決するとされた。
第289回
事業の定義が陳腐化するとどのようにマネジメントしても事業は左前になる
難攻不落に見えた組織が、これほどまでに危機に見舞われるようになったのは、マネジメントの方法が急に下手になったからではない。単に、これまでの事業が時代遅れの間違ったものになったにすぎない。
第84回
米グーグルや米フェイスブックといった少数の企業(または経営者)に、なぜ巨額のキャッシュが集まるのだろうか。それは、いまの時代で実現できる最強のビジネスモデルを確立しているからに他ならない。
第288回
トップの仕事ほど細心の注意をもって整理しなければならない
トップの仕事ぶりが組織の仕事ぶりを規定するというのであれば、なにがなんでもトップには頑張ってもらわなければならない。トップとして行なうべきことに集中し、トップとして卓越した仕事をしてもらう必要がある。
第287回
時間は最も希少な資源時間をマネジメントできなければなにもマネジメントできない
ドラッカーには、時間に関する名言が多い。その多くは、ドラッカー自身が“万人の帝王学”と位置づけるロングセラー『経営者の条件』で述べられている。
第83回
企業が成長する為に「現金回収の早さ」が重要だと、アップルを例に語られることが多い。しかし、現金回収を早めようとする経営戦略は、必ずしも企業の成長性を保証するものではない。そうした点を、スタートトゥデイなどのデータで検証してみよう。
第286回
マネジメントは学ぶことができるしかし、あとからでは学ぶことのできないものがある
マネジメントにできなければならないことは学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が1つだけある。
第82回
コンビニエンスストア業界やドラッグストア業界を取り上げる。その理由は、両業界の決算データを眺めていると、世に普及している原価計算や管理会計などの情報システムのすべてに重大な欠陥があることを、「見た目」で容易に証明できるからだ。
第285回
乱気流の時代に重要なことは組織を健全かつ堅固なものとしあるべきものを創造すること
ドラッカーは、中国では昔から、「せいぜいおもしろい目に遭うがいい」と悪態をつくという。人は誰でも平穏無事がいい。おもしろい目になど遭いたくない。
第284回
不況期にも人的資源を維持し生産性を向上させ続ける企業は必ずや成長の機会に出会う
不況期にあって、あるいは不況期のあと、衰退していく企業が少なくない。しかも、世は、好況を取り戻したというのに、昔日の面影を取り戻せない。これこそ、経営者の責任である。
第81回
「需要が蒸発した」とは大手メディアでよく出る言葉だ。これを具体的に業績数字を基に調べてみた。題材としたのは、東京会場HDとT&Dホールディングス、エルピーダメモリだ。すると、多くの企業の経営戦略が必ず失敗する理由が見えてきた。