sp-smartbusiness(7) サブカテゴリ

第95回
シャープを襲う「キャッシュフローの空洞化現象」単純な資本注入では再生計画は確実に頓挫する
高田直芳
シャープについては、第89回コラムにおいて、ファナックやルネサスエレクトロニクスとともに、収益性分析を展開した。今回は、前回コラムで紹介した「オプション・キャッシュフロー活動表」を用いて、分析を展開してみることにする。
シャープを襲う「キャッシュフローの空洞化現象」単純な資本注入では再生計画は確実に頓挫する
第308回
予期せぬ成功というものは天からの贈り物である無視すれば誰かが持ち去る
上田惇生
成功したイノベーションをしらみつぶしに調べ、それらの契機となったものを分類したところ、いちばん多かったのは発明・発見ではなかったという。それは予期せぬ成功だった。
予期せぬ成功というものは天からの贈り物である無視すれば誰かが持ち去る
第307回
規模のメリットが消えた大企業であるにもかかわらず頑張るにはどうしたらよいか
上田惇生
有能な人材の確保については、中小の組織が負っていたハンディが消えつつある。特に、大企業への就職が終身の保障を意味しなくなったために、中小の組織が有能な若者の選択の対象になった。
規模のメリットが消えた大企業であるにもかかわらず頑張るにはどうしたらよいか
第94回
パナソニックは自転車操業に陥ったか?業績悪化だけではすまされないキャッシュフローの脆弱性
高田直芳
格付機関のムーディーズ・ジャパンは2012年9月に、パナソニックの格付けを2段階、引き下げた。このレポートの中では、収益性分析、純有利子負債に関するレバレッジ、EBITDAを持ち出している。できればもう一歩、踏み込んだ解説が欲しい。
パナソニックは自転車操業に陥ったか?業績悪化だけではすまされないキャッシュフローの脆弱性
第306回
経営者が成果を上げるには8つの習慣を身につければよい特別の能力はいらない
上田惇生
経営者が成果をあげるには、近頃の意味でのリーダーである必要はない。これまで会ったCEOのほとんどが、いわゆるリーダータイプではない人だった。彼らが成果をあげたのは、8つのことを習慣化していたからだ。
経営者が成果を上げるには8つの習慣を身につければよい特別の能力はいらない
第305回
真に新しいものは市場調査することはできないモニタリングするしかない
上田惇生
ドラッカーは、真に新しいものには、イノベーションを行なった者や企業家には想定できなかったニーズや市場が必ずあるという。それはほとんど、自然の法則といってよい。
真に新しいものは市場調査することはできないモニタリングするしかない
第93回
NECと富士通を“絶対的通説”で語るべからず人員削減や固定費削減の前にすべき大切なこと
高田直芳
「固定費って『想定以上に』削減を進めていいものなのか?」新聞等のメディアの報道を見ていて、筆者がときどき思うことである。今回はNECと富士通のデータを用いて、その真偽を検証してみたい。
NECと富士通を“絶対的通説”で語るべからず人員削減や固定費削減の前にすべき大切なこと
第304回
完璧な組織構造はないある程度の問題は覚悟しておく
上田惇生
組織に欠陥があるときに表れる症状にはどのようなものがあるか。ドラッカーは、会議が多過ぎるということは、仕事の分析や仕事の大きさが十分でなく、仕事が真に責任を伴うものになっていないからだという。
完璧な組織構造はないある程度の問題は覚悟しておく
第303回
企業とは経済的な存在であり社会的な存在でありかつ理念的な存在である
上田惇生
ドラッカーとは、「今日の転換期の到来を予告した現代社会最高の哲人」(ケネス・ボールディング)であると同時に、体系としてのマネジメントを確立しマネジメント手法のほとんどを生み出したマネジメントの父である。
企業とは経済的な存在であり社会的な存在でありかつ理念的な存在である
第92回
大学やビジネススクールでは教えてくれない「東芝の4次元モデル分析」
高田直芳
観念で物事を考えると、「次元が1つ減る」というのは、経営分析の世界に見出すことができる。また、次元が1つ減ることによって「曲解が増える」という、もう一つの困った現象を見出すことができる。そうしたことを、東芝のデータで検証してみよう。
大学やビジネススクールでは教えてくれない「東芝の4次元モデル分析」
第302回
成果を上げて成長するために自らの強みを知って自らをマネジメントする
上田惇生
「誰でも、自らの強みについてはよくわかっていると思う。だが、たいていは間違っている。わかっているのは、せいぜい弱みである。それさえ間違っていることが多い。しかし、何ごとかをなし遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない」
成果を上げて成長するために自らの強みを知って自らをマネジメントする
第301回
成功するイノベーションは3つのタブーを注意深く避ける
上田惇生
ドラッカーは、イノベーションに成功するには避けるべきタブーが3つあるという。それはちょうど、イノベーションに成功するための心得を反対側から見た注意事項でもある。
成功するイノベーションは3つのタブーを注意深く避ける
第91回
「AKB48」と「全日空&駐車場のパーク24」に、同じビジネスモデルを見る
高田直芳
今回の話のオチを最初にバラしておくと、「AKB48」である。ただし、そのオチを理解してもらうために、生食用の牛レバーや、航空業界&駐車場事業などの話に付き合っていただく必要がある。
「AKB48」と「全日空&駐車場のパーク24」に、同じビジネスモデルを見る
第300回
イノベーションは企業家の道具イノベーションに成功するには3つの心得がある
上田惇生
ドラッカーは、イノベーションに成功するには、3つの心得が必要だという。いずれも当たり前のことでありながら、しばしば無視される。
イノベーションは企業家の道具イノベーションに成功するには3つの心得がある
第299回
問題はすべて複雑であるあらゆる視点から見るにはあらゆる異論を必要とする
上田惇生
問題は、すべて複雑である。あらゆるものが、あらゆるものに、複雑に絡み合っている。あらゆる視点から見るには、あらゆる異論を必要とする。
問題はすべて複雑であるあらゆる視点から見るにはあらゆる異論を必要とする
第90回
拝啓、上場企業殿。自らの「コスト管理の欠陥」を棚に上げて、下請け企業へ「コストカット」を強要するなかれ
高田直芳
飲料業界には「季節変動」という特徴がある。それを利用して、上場企業などで取り組まれている「コスト管理」がとんでもない欠陥を抱えている事実と、その欠陥そのものが「下請けイジメ」に転化されている事実を、以下で解き明かしていくことにする。
拝啓、上場企業殿。自らの「コスト管理の欠陥」を棚に上げて、下請け企業へ「コストカット」を強要するなかれ
第298回
企業をはじめあらゆる組織が社会のための機関であるその組織の機関がマネジメント
上田惇生
あらゆる組織が、人を幸せにし、社会をよりよいものにするために存在する。ドラッカーは、「そのようなことは考えたこともないと言える組織は、修道院とギャングだけだ」という。
企業をはじめあらゆる組織が社会のための機関であるその組織の機関がマネジメント
第89回
ファナックには「あり」、シャープとルネサスエレクトロニクスには「ない」もの
高田直芳
これから迎える「本格的な大不況」を前に、「企業業績の悪化」が、興味深い現象を生み出す例を以下で紹介しておこう。分析対象として取り上げる企業は、このところ何かと話題のシャープと、ルネサスエレクトロニクスである。
ファナックには「あり」、シャープとルネサスエレクトロニクスには「ない」もの
第297回
行政そのものが自ら成果を上げるには峻別、廃棄、強化が必要
上田惇生
今日では、ほとんどあらゆる政治リーダーが行政の縮小を唱えて政権に就く。だが、彼らの成果たるや惨憺たるものである。世界中いずれの国でも、彼ら反行政のリーダーの下で、政府支出と政府規制は増加する一方である。
行政そのものが自ら成果を上げるには峻別、廃棄、強化が必要
第296回
なぜ一転して失敗するのか事業提携の打率を上げるには5つの準備が必要である
上田惇生
今日、提携は百花繚乱である。合弁をはじめ、情報収集、研究開発、マーケティング、その他事業活動のあらゆる局面で、多様な形態の下に行なわれている。
なぜ一転して失敗するのか事業提携の打率を上げるには5つの準備が必要である
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