2016.6.22
人員2000人を追加削減 やりたい放題の「進駐軍」
契約調印以降、鴻海精密工業（ホンハイ）が「嫁入り前の過酷なダイエット」をシャープに迫っている。入籍前から暴れ回り、あれこれと口を出す主人に、花嫁は頭を抱えるばかりだ。
2016.6.22
テリー・ゴウの飽くなき野心 着々と進むシャープ支配
鴻海精密工業（ホンハイ）の郭台銘（テリー・ゴウ）会長は早くもシャープの支配を確立しつつある。名門企業を手玉に取る郭会長とは一体どんな人物なのか。その実像に迫った。
2016.6.22
シャープ再建計画の拙い中身 強まるアップル依存の副作用
ホンハイ傘下に入ることでシャープは本当に再生できるのか。再建計画の目玉として有機ＥＬの共同開発を掲げるが、楽観はできない。その上、ホンハイ自身にも危機が迫っている。
2016.6.21
旭硝子、「液晶ディスプレイ頼み」後の3本柱は？
しばらく低迷を続けていた世界一のガラスメーカー・旭硝子。就任2年目の島村琢哉社長兼ＣＥＯに、ストレートな疑問をぶつけた。
2016.6.21
製薬業界、増税延期で薬価改定先送りも「高額薬問題」には逆風
「薬価の連続改定が、ひとまず避けられた」。6月1日、安倍晋三首相が消費税増税の再延期を表明し、製薬各社はこぞって胸をなで下ろした。薬価の改定は通常2年に1回。西暦の偶数年に行われる。
2016.6.21
ソニーとMSが新ゲーム機開発、VR対応で高性能競争
米ロサンゼルスで、6月14～16日の日程で開催された世界最大級のゲーム見本市「Ｅ3」では、仮想現実（バーチャルリアリティ、ＶＲ）ゲームが注目を集めた一方で、ソニーとマイクロソフトが新型ゲーム機の開発に入ったことが明らかになった。家庭用ゲ…
2016.6.20
LINEは競合ひしめくグローバル市場で生き残れるか
上場時の時価総額5880億円──。6月10日、スマートフォン向け無料通信アプリなどを運営するLINEは、今年最大級の新規株式公開（ＩＰＯ）を発表した。東京証券取引所への上場予定日は7月15日、また現地時間の14日には米ニューヨーク証券取引所にもＩ…
2016.6.20
韓国ロッテに裏金疑惑、お家騒動に新火種
韓国ロッテグループに裏金疑惑が浮上し、本社を含めた大規模な家宅捜索が行われた。疑惑に伴い、昨年から続くお家騒動はさらに荒れること必至。韓国ロッテは機能不全に陥っている。
2016.6.20
創価学会、国内低迷・海外躍進で「世界宗教化」に野心
日本国内は人口減少社会に突入し、創価学会をはじめとした多くの宗教団体は今、信者数の伸び悩みと少子高齢化という共通課題を抱えている。一方で海外に目を向けると、事情は全く異なる。
2016.6.16
孤独リスクも欧米化する？宴会文化が廃れた後は
孤独や社会的な孤立は心身を蝕むが、欧米と日本とでは異なる傾向があるようだ。英国の研究チームは日本人を含む、18歳以上の男女、約18万人を対象とした複数の試験から、孤独や社会的孤立と心血管疾患、脳卒中との関連を解析。
2016.6.16
【伊藤忠商事】非資源ビジネスで独走態勢 中国投資で成長拡大なるか
商社業界で初の純利益トップに立った伊藤忠商事。2016年度の連覇を見据え、財務体質の強化を着々と進める。一方、収益基盤拡大の鍵を握るのが、中国市場への攻め口だ。
2016.6.16
シャープ元首脳がJDI役員に、鴻海の再建計画に暗雲
シャープの元首脳が、液晶事業で競合するジャパンディスプレイ（ＪＤＩ）の役員に就任する見通しであることが、16日分かった。複数の関係者が明らかにした。ＪＤＩは早ければ月内に機関決定し、7月に着任する予定だ。
2016.6.16
トランプ大統領誕生なら「Ｇゼロ」がさらに進行
世界の地政学リスク分析を専門とする米国のコンサルティング会社、ユーラシア・グループを率いるイアン・ブレマー氏に、米大統領選が日本や米国、世界にもたらすリスクについて聞いた。
2016.6.16
そうだったのか！米国政治＆選挙 Ｑ＆Ａ
米国の政治や選挙の仕組みは日本とは大きく違う。ジョージ・ワシントン初代大統領が、分かりやすく解説する。
2016.6.15
中国が沖縄の石油会社に触手、官邸が模索する解決策
ブラジルの国営石油会社ペトロブラスの子会社である沖縄の南西石油買収に、日本企業5社、海外企業2社の合計7社が関心を示していることが分かった。ペトロブラスは2015年3月末に、沖縄での石油精製事業から撤退することを表明しており、16年3月末に…
2016.6.15
好調日立の鉄道事業、伊社買収で苦い教訓
「ビッグスリーに近づいてきた」。6月1日の事業別説明会で、日立製作所の鉄道ビジネスユニットＣＥＯ（最高経営責任者）を務めるアリステア・ドーマー執行役専務は、イタリアの鉄道メーカー買収による事業成長の手応えを示した。
2016.6.14
パナのテレビ事業が黒字化でも手放しで喜べない理由
あまりにも長く暗いトンネルだった──。2008年3月期以来、実に8期ぶりに営業損益が黒字に転換したパナソニックのテレビ事業。中国やメキシコでの生産撤退や、欧州やアジアを中心とした販売地域の絞り込みなど構造改革を進め、16年3月期の営業利益…
2016.6.14
ソフトバンク、株売却1兆円の使途はヤフー株買収？
借入金を企業買収や出資に充てることで急成長を続けてきたソフトバンクグループのレバレッジ経営が踊り場を迎えている。今年3月末時点で11兆9224億円という巨額の有利子負債を抱えていた同社は、「財務体質の強化のため」（ソフトバンク広報）、今…
2016.6.14
日本が先導、国際的課税逃れとの戦い
世紀のスクープといわれる「パナマ文書」は、世界の富裕層や多国籍企業が課税から逃れている姿をあぶり出した。経済活動のグローバル化に、国際課税ルールが追い付いていないのだ。2011年6月からOECD租税委員会の議長を務める財務省の浅川雅嗣財務…
2016.6.13
三菱UFJの国債特別資格返上は日銀への“不信任案”か
1000兆円を超える日本の借金。その資金繰りのために、メガバンクと日本銀行、財務省の三者は、あうんの呼吸で国債の発行と購入を繰り返してきた。ところが、日銀が導入した異次元金融緩和政策とマイナス金利政策によって、メガバンク最大手が“鉄の…
