週刊ダイヤモンド編集部
シャープを傘下に持つ台湾の鴻海精密工業が、米国ウィスコンシン州で新工場の建設を開始した。トランプ米大統領が絶賛する「100億ドル(約1兆1000億円)」の巨大工場。だが巨額投資のリスクが顕在化しており、先行きは不透明さを増している。

スーツも“シェア”の時代が来たようだ。紳士服大手のAOKIホールディングス(HD)は、今年4月末に、ビジネスウェアの定額レンタルサービス「suitsbox」(スーツボックス)を開始した。

日産自動車でまたも不正検査が発覚した。9日、日産のものづくりを統括する山内康裕チーフ・コンペティティブ・オフィサー(CCO)が横浜市で会見し、出荷前の新車の完成検査において、本来は無効とすべき排出ガスの測定値を有効としたり、数値そのものの書き換えを行っていた事実を明らかにした。

平成に入ってから最悪の豪雨災害──。痛ましい犠牲を伴った西日本豪雨は、あらためて減災対策の重要性を示したといえる。国難災害への備えを怠れば、「人災」の側面が出てきてしまうだろう。

「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の開発が遅れ、2018年3月期に1100億円の債務超過に陥っている三菱重工業傘下の三菱航空機。三菱重工は5月8日、今年度中に資本増強を行う方針を発表したが、増資の引受先を検討する中で、航空機事業の再編策が浮上している。三菱重工の思惑とは。

経営統合を正式に発表した石油元売り業界2位の出光興産と同4位の昭和シェル石油。統合の是非をめぐり、泥沼化していた出光経営陣と創業家のバトルの落としどころ、つまり創業家が認めた統合の「新条件」が明らかになりつつある。

年収1000万円プレーヤーたちがゴロゴロいる製薬業界の雇用が今、大きく揺らいでいる。名だたる製薬会社がこぞってリストラを断行しているのだ。2017年末~18年は、これまで判明した製薬4社の早期退職者数の見通しの合計は約1500人に上り、今後は18年だけで約2000人が転職市場に放出される可能性が高い。

週刊ダイヤモンドではワールドカップ開催年の年初の特集で、1次リーグと決勝トーナメント、優勝国などを大胆予測してきた。ロシアW杯開催年の今年ははサッカー解説者の松木安太郎氏に予測を依頼。クロアチアの決勝進出を見事的中させている。だが、松木氏が的中させたのはこれが初めてではない。2002年日韓大会では見事決勝カードを的中、さらに優勝国まで当てている。

松木安太郎氏は「クロアチア決勝進出」を半年前に予想していた!
ロシアワールドカップは日本時間7月15日深夜(24:00)に決勝戦を迎える。対戦は20年ぶり2度目の優勝を目指すフランスと、出場5回目で初の栄冠を狙うクロアチアだ。実はこのクロアチアの決勝進出を、サッカー解説者の松木安太郎氏は週刊ダイヤモンド2017年12月30日・2018年1月6日新年合併号で予測。大会開催の半年以上前に的中させているのだ。

世界の航空会社は、各クラスのシートやラウンジまで、顧客満足度を高めようとサービス開発競争を繰り広げている。そこで、外資系航空会社のサービスの一端を紹介しよう。今年乗る人も、いつかは乗ろうと考えている人も、写真を見るだけでも旅行気分が盛り上がるはずだ。

森信親・金融庁長官は異例の任期3年目を終え、17日、以前から「ポスト森」の有力候補と言われてきた遠藤俊英・監督局長にその座を引き継ぐ。週刊ダイヤモンドでは森長官体制が3年目に突入した昨年から次期長官候補者に注目し、その人となりをレポートしてきた。

今年1月に発売した新作「モンスターハンター:ワールド」が好調で25期ぶりに営業最高益を更新したカプコンの辻本春弘社長に、ヒットへの仕掛けづくりと今後の課題を聞いた。

ドンキホーテホールディングスの業績が絶好調だ。今年6月期で29期連続の増収増益を見込む。2020年6月期に売上高1兆円を目標とするが、前倒しの可能性が高まってきた。

オンライン決済で、クレジットカードを利用せず事前の申込もなしに即時決済ができる(支払いは後払い)画期的なサービスを提供するフィンテックベンチャーのPaidy。杉江陸社長に、直近のビジネスの状況や7月に行った資金調達について話を聞いた。

ビール大手各社の上半期(1~6月)の課税出荷数量は6年連続で過去最低を更新した。大きくシェアアップしたのは、昨年独り負けを喫したキリン。雪辱を果たした格好だが、その内容には他社から疑問の声も上がる。

この夏、旅行で飛行機を使う人も多いのではないだろうか。せっかく乗るなら、気持ちの良いサービスを受けたいものだ。そんな旅行者の期待に応えようと、JALとANAは路線網の充実に加えて、機内の座席やサービス、空港ラウンジの改良でも火花を散らしている。顧客満足度を上げる最前線を追った。

第120回
田中宗が夢を懸けるのは、量子アニーリングの活用研究である。米グーグル、NASA(米航空宇宙局)などが実現に力を注ぐ革新的な領域だ。田中はこの分野で企業から引っ張りだこの若手研究者である。

「獺祭」で知られる日本酒メーカーの旭酒造(山口県・岩国市)。西日本豪雨の影響で生産停止を余儀なくされるなど、大きな被害が発生している。被災直後の7月9日、桜井一宏・旭酒造社長が『週刊ダイヤモンド』のインタビューに応じた。

せっかくの夏休みの旅行。ホテルの良し悪しは、旅全体の良し悪しを左右するから絶対に失敗できない。そこで、週刊ダイヤモンドが昨秋に実施した「1万人が選んだベストホテルランキング100」から、トップ10をお届けする。やはりと言うべきか、1位を隠したのは東京のあのホテルだった。

本格的な夏の到来で、急いで夏休みの旅行の計画を立てている人も多いのではないだろうか。そこで今回、「週刊ダイヤモンド」が昨秋に実施した「1万人が選んだベストホテルランキング100」をお届けする。「朝食の評価が高いホテル」や「ビュッフェがおいしいホテル」などのランキングもお届けするので旅行目的にあった満足するホテルを選んでほしい。
