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井手ゆきえ

医学ライター
医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。
第420回
数あるダイエット法の根底には「抗炎症」というキーワードが隠れている
井手ゆきえ
糖質制限だ、脂質制限だ、いや断食だと次々に新説、奇説が出てくるダイエット法。表面的には多種多様だが、根底には「抗炎症」という同じキーワードが隠れているようだ。
数あるダイエット法の根底には「抗炎症」というキーワードが隠れている
第419回
風邪に「抗菌薬」は無意味!一般市民の2人に1人が誤解
井手ゆきえ
厚生労働省の委託事業としてAMR(薬剤耐性)対策の情報収集を担当しているAMR臨床リファレンスセンターによると、一般市民の2人に1人は「風邪には抗菌薬が効く」と勘違いしていることが判明した。
風邪に「抗菌薬」は無意味!一般市民の2人に1人が誤解
第418回
「鼻をほじる」のが実は危険な理由
井手ゆきえ
なぜか小さい子どもは「鼻くそ」が大好きだ。鼻に指を突っ込んで大きな塊を取り出し、まじまじと見つめ、あまつさえこちらに差し出してくる。
「鼻をほじる」のが実は危険な理由
第417回
痛風は「ぜいたく病」ではない!遺伝子変異の影響が大
井手ゆきえ
ニュージーランド・オタゴ大学の研究者らは、米国の五つの集団研究から痛風と食生活、遺伝子変異との関連について統合解析を実施。対象は、18歳以上のヨーロッパ系米国人1万6760人(男性8414人、女性8346人)で、腎機能障害や痛風の病歴を持たず、高尿酸血症の治療薬や利尿薬を飲んでいない人々だ。
痛風は「ぜいたく病」ではない!遺伝子変異の影響が大
「医療ミス」を防ぐ患者の心得、医師も人間なので間違える!
井手ゆきえ
2001年に医療安全推進週間がスタートしたきっかけは、1999年1月11日に発生した横浜市立大学医学部付属病院の患者取り違え手術事件だった。刑事裁判まで行った有名な事件である。
「医療ミス」を防ぐ患者の心得、医師も人間なので間違える!
第416回
インフル対策2018、新薬「ゾフルーザ」の効果は?
井手ゆきえ
インフルエンザの流行が始まっている。ワクチン接種は11月中に済ませるのが理想的だ。2回接種をするなら2~3週間ほど間隔を空け、12月中に2回目を接種するといい。
インフル対策2018、新薬「ゾフルーザ」の効果は?
第415回
テニスで約10年の延命 孤独と運動不足の解消効果?
井手ゆきえ
1975年から続くデンマーク・コペンハーゲン市在住の一般市民を対象とした大規模疫学調査「コペンハーゲン心血管研究(CCHS)」によると、スポーツの種類で延命効果が異なるらしい。
テニスで約10年の延命 孤独と運動不足の解消効果?
第414回
「1型糖尿病」に理解を、英首相は56歳で罹患
井手ゆきえ
糖尿病の95%は生活習慣の乱れや肥満が原因。しかし、およそ5%の患者は、自分の免疫細胞に血糖をコントロールする「インスリン」を分泌する膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患の「1型糖尿病(1DM)」だ。そのほか、まれにウイルス感染や遺伝子異常に関連する1DMもある。
「1型糖尿病」に理解を、英首相は56歳で罹患
第413回
乳がんサバイバーの食事は糖質を控え、アブラナ科の野菜を
井手ゆきえ
10月は乳がん啓発のピンクリボン運動期間で、街中にピンク色が溢れていた。期間中は、早期発見のみが注目されがちだが、近年は就労支援や生活指導など「その後」の毎日を支える動きが盛んになっている。
乳がんサバイバーの食事は糖質を控え、アブラナ科の野菜を
第412回
プチ整形の動機は「人目」より「自己満足」、日米で調査
井手ゆきえ
日本でも中高年の「プチ整形(美容整形・医療)」希望者が増えているようだ。果たして、その動機は──。
プチ整形の動機は「人目」より「自己満足」、日米で調査
第411回
大人の男性こそ風疹ワクチンを接種すべき理由
井手ゆきえ
関東圏から始まった風疹の流行が続いている。子供の病気と勘違いされやすいが、患者の9割は20歳以上の成人だ。特に学齢期にワクチン接種を中断された30~50代の男性が、全患者の3分の2を占める事態になっている。
大人の男性こそ風疹ワクチンを接種すべき理由
第410回
中途失明リスク20人に1人、中高年は「緑内障」に要注意
井手ゆきえ
日本人が人生の途中で視覚を失う原因のトップは緑内障だ。少々古いが、日本緑内障学会が岐阜県多治見市の住民を対象に行った疫学調査「多治見スタディ(2000~01年)」によると、40歳以上で緑内障と確定診断された人は5%だった。普通に生活している中高年の20人に1人は中途失明リスクがあるわけだ。
中途失明リスク20人に1人、中高年は「緑内障」に要注意
第409回
「1日30品目神話」は過去の話に、米国心臓協会が声明
井手ゆきえ
1985年、当時の厚生省が提唱した食生活指針に「1日30品目」というものがある。ようは多品目をバランスよく食べましょう、ということなのだが、実は、この「30」という数字にはこれといった根拠はない。
「1日30品目神話」は過去の話に、米国心臓協会が声明
第408回
ブリーフvsトランクス、妊活するならどっち?
井手ゆきえ
米ハーバード大学公衆衛生大学院の研究グループは、2000~17年にマサチューセッツ総合病院の不妊治療センターを受診した男性656人(年齢中央値35.5歳)を対象に、下着と精巣機能との関連を調査。
ブリーフvsトランクス、妊活するならどっち?
第407回
糖質は「ほどほど」が長生き!?糖質制限で肉摂りすぎにもご注意
井手ゆきえ
昨今、すっかり悪役が定着した「炭水化物(糖質)」だが、極端に制限しても、死亡リスクが上昇するようだ。
糖質は「ほどほど」が長生き!?糖質制限で肉摂りすぎにもご注意
第406回
妊活・避妊もアプリの時代、米FDAが「医療機器」として認める
井手ゆきえ
米食品医薬品局(FDA)は、排卵周期に基づくバースコントロール法であるリズム法に基づくアプリ「Natural Cycles」を承認。世界で初めて同種のアプリを「医療機器」と認めた。
妊活・避妊もアプリの時代、米FDAが「医療機器」として認める
災害時に「ペットと避難」の実態、最低限必要な備えとは
井手ゆきえ
震災や水害など大規模災害時、ペットは飼い主が連れて「同行避難」するのが大原則だ。ただし、避難先で一緒に生活できるとは限らない。一時的にせよ、愛犬、愛猫と離れることを想定した時、飼い主は何ができるのだろうか。
災害時に「ペットと避難」の実態、最低限必要な備えとは
第405回
飲酒と認知症、まったく飲まないのもリスクに?英研究
井手ゆきえ
認知症リスクと見なされる「飲酒」だが、全く嗜まないのもリスクになるらしい。先日、英国医師会雑誌に認知症とアルコール摂取との関連に関する「ホワイト・ホール2試験」の結果が報告された。
飲酒と認知症、まったく飲まないのもリスクに?英研究
第404回
中高年は湯船に漬かれ!循環器・睡眠不足の一石二鳥ケアに
井手ゆきえ
科学誌「PLOS ONE」に載った愛媛大学の研究によると、中高年期の日本人は週に5回以上の入浴で動脈硬化リスクが低下し、血中BNP(心臓に負担がかかると増えるホルモン)の上昇が抑制されるようだ。
中高年は湯船に漬かれ!循環器・睡眠不足の一石二鳥ケアに
第403回
小学生男子の体力は現役アスリート並み!親は無理せず「給水所」役を
井手ゆきえ
仏クレモン・オーヴェルニュ大学の研究チームは、8~12歳の男子12人と、19~23歳の一般成人男性12人、そして19~27歳の男性アスリート13人を対象に、年齢ごとの運動能力、運動後の回復力を比較した。
小学生男子の体力は現役アスリート並み!親は無理せず「給水所」役を
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