内田和成

内田和成

早稲田大学ビジネススクール教授

東京大学工学部卒、慶應義塾大学経営学修士(MBA)。日本航空を経て、1985年ボストンコンサルティンググループ(BCG)入社。2000年6月から04年12月まで日本代表。09年12月までシニア・アドバイザーを務める。BCG時代はハイテク・情報通信業界、自動車業界幅広い業界で、全社戦略、マーケティング戦略など多岐にわたる分野のコンサルティングを行う。06年4月、早稲田大学院商学研究科教授(現職)。07年4月より早稲田大学ビジネススクール教授。『論点思考』(東洋経済新報社)、『異業種競争戦略』(日本経済新聞出版社)、『スパークする思考』(角川書店)、『仮説思考』(東洋経済新報社)など著書多数。ブログ:「内田和成のビジネスマインド

仕事で「視野が狭い人」にならない!コンサル歴25年で培ったすぐ生かせる思考法
内田和成
問題の本質を正しく理解し「論点」を設定すれば、効果的な解決策が浮かび上がってくる。最も重要な論点を見つけ出すコツが身につく一冊。
仕事で「視野が狭い人」にならない!コンサル歴25年で培ったすぐ生かせる思考法
ブリヂストンが中古タイヤを売り「本業を否定」する意外な狙い
内田和成
ブリヂストンが世界一のタイヤメーカーであることは意外と知られていない。そんなブリヂストンが力を入れているのが、溝がすり減って使えなくなったタイヤに新しい溝を貼り付けて再生タイヤとして利用するリトレッドタイヤ事業だ。中古タイヤと言っても過言ではない。中古タイヤを売れば売るほど、当然新品タイヤの売れる量は減ってしまう。それなのに、なぜリトレッドタイヤ市場に参入し、注力しているのだろうか…?そこには4つの狙いがあった。(早稲田大学ビジネススクール教授 内田和成)
ブリヂストンが中古タイヤを売り「本業を否定」する意外な狙い
第11回
「日本らしさ」を売り込めば無限に広がる爆買いの二次、三次需要
内田和成
日本の消費を盛り上げる切り札「爆買い」。爆買いにはコストがかかるが、その先にある「二次需要」「三次需要」も実は想像以上に大きく、多くの経営者はそれに気づいていない。「日本らしさ」をいかに売り込めるかが勝負となる。
「日本らしさ」を売り込めば無限に広がる爆買いの二次、三次需要
第9回
儲かるばかりでなくコストもかかる「爆買い需要」の先を読め
内田和成
日本は旺盛な中国人の「爆買い需要」を取り込もうと、日々試行錯誤を続けている。しかし、その需要を国や企業が取り込むためには、一方で大きなコストがかかることも忘れてはならない。最も重要なのはカルチャーを理解することだ。
儲かるばかりでなくコストもかかる「爆買い需要」の先を読め
第4回
モス、しまむら、セイコーマート…あの企業を成功に導いた「独自の勝ちパターン」
内田和成
日本経済の成長が終わった今、企業はどのように生き残っていけばいいのか。それには、他社がマネできない独自の競争戦略をつくらなくてはならない。実は、業界のガリバー企業に負けない「勝ちパターン」を持つ企業は、世の中にたくさんある。
モス、しまむら、セイコーマート…あの企業を成功に導いた「独自の勝ちパターン」
第48回
グローバルリーダー育成への挑戦(3)共生社会へ道拓くサステナビリティ経営実現のための経営トップ、ツール、人材教育
内田和成,高木晴夫,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦
日本では、いまだ環境と地域社会との「共生」を図るサステナビリティ経営が、十分に展開されているとは言えない。日本企業が世界のサステナビリティの動きをリードするために、経営戦略の中に中長期的なサステナビリティの考えを導入し、実践するかを解説する。
グローバルリーダー育成への挑戦(3)共生社会へ道拓くサステナビリティ経営実現のための経営トップ、ツール、人材教育
第45回
ビジネスで成功のカギを握る「協力関係」を作り出す秘訣京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
正直な取引で、「評判」の価値を高める、従業員と長期の雇用関係を結ぶなどの行為は、長期の利益に焦点を当てている。長期継続的関係のもとでは、協力関係が形成されやすい。では、どうやって協力関係を結ぶパートナーを選ぶのか。今回はそのことを考えてみよう。
ビジネスで成功のカギを握る「協力関係」を作り出す秘訣京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第44回
職場の経験学習をいかに活性化させるか個人でも活用できる3つのツールの活用法神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
経験学習の重要性はわかったが、実際に、職場で経験学習を活性化させるためのツールがほしいという要望が強い。シリーズ最終回の本稿は、いままでの内容を踏まえて、人が育つ職場づくりための3つのツールについて紹介する。
職場の経験学習をいかに活性化させるか個人でも活用できる3つのツールの活用法神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第43回
ゲームの理論で解く長期的な関係が協力をもたらす理由とは京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
商人はよく「損して、得とれ」という。この言葉の意味は、最初は少し損したとしても、取引相手と長期にわたる協力関係を築き、そのもとで得る利益の方が、短期的な利益よりも大きいというものである。今回は、長期にわたる取引関係が、なぜ取引当事者間の協力を形成するか、についてゲームの理論を用いて検討する。
ゲームの理論で解く長期的な関係が協力をもたらす理由とは京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第42回
若手「育て上手」なOJT担当者の秘密神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
育て上手なマネジャーとそうでないマネジャーの指導方法には、どのような違いがあるのだろうか。若手の指導を任されている社員700名への質問紙調査データの分析をもとに、育て上手なマネジャーの特徴と、「育成力」を高める方法を提案する。
若手「育て上手」なOJT担当者の秘密神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第41回
正しい意思決定のために「機会費用」を把握し利益を生み出す方策を考える京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
希少な資源を特定の用途に使うと他に振り向けることができなくなる。それによって諦めた利得が機会費用だ。この資源が生み出した価値と機会費用の差が利益。では、利益を生むにはどうしたらよいかを考えてみよう。
正しい意思決定のために「機会費用」を把握し利益を生み出す方策を考える京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第40回
「思い」と「つながり」こそが経験から学ぶ力の原動力神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
成長し続ける人は、挑戦し、振り返り、楽しみながら仕事をしている。これら3要素を自然な形で身につけ、高いレベルで維持させていくためにの原動力が、「思い」と「つながり」である。それは土から栄養を吸い上げる「根っこ」の役割を果たしている。
「思い」と「つながり」こそが経験から学ぶ力の原動力神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第39回
人事担当者はなぜ学歴を見るのか就活における学歴(シグナル)の役割京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
例年より2ヵ月遅れで就職活動が始まった。新卒者の採用に際しては、重要度が下がったとはいえ、応募者の「学歴」が、今でも採否を決める1つの要因となっている。なぜそうなのか、そのメカニズムを考えてみよう。
人事担当者はなぜ学歴を見るのか就活における学歴(シグナル)の役割京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第38回
経験から学ぶ力を高めるにはどうするか「挑戦し、振り返り、楽しむ」ための実践的方法神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾 睦,髙木晴夫
同じ経験をしても成長する人としない人がいる。その違いは、経験から学ぶ力の差によって生じる。第3回目の本稿では、学ぶ力を高めるために「挑戦する力」「振り返る力」「楽しむ力」に焦点を当てて、経験から学ぶための実践的方法について考えてみよう。
経験から学ぶ力を高めるにはどうするか「挑戦し、振り返り、楽しむ」ための実践的方法神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第37回
低炭素社会実現に向けグリ-ン・イノベ-ションを促進する条件―コストパフォーマンス試算と排出権取引の効果―京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
政府は2030年までにCO2排出量の30%削減を目指している、しかし3.11によって、原子力に頼ることはできなくなった。代わって主力となる太陽光発電普及の条件を簡単な数字で試算し、加えて排出権取引の効果を考えてみよう。
低炭素社会実現に向けグリ-ン・イノベ-ションを促進する条件―コストパフォーマンス試算と排出権取引の効果―京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第36回
スマートフォン革命で挑戦を受ける業界盟主マイクロソフトプラットフォーム包囲戦略の弱点早稲田大学ビジネススクール教授 根来龍之
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
マイクロソフトの主力製品であるWindowsは、補完製品(アプリケーション)を必要とするプラットフォーム製品(PF製品)である。MSはこのPF製品のシェア占有によって、自社提供のアプリケーションソフト(IE、Word、Ecxel)でも大きな成功を収めてきた。ブラウザ戦争の歴史を通じて、成功のメカニズムと弱点について考えてみよう。
スマートフォン革命で挑戦を受ける業界盟主マイクロソフトプラットフォーム包囲戦略の弱点早稲田大学ビジネススクール教授 根来龍之
第35回
「挑戦し、振り返り、楽しみながら」仕事をしそして「思い」と「つながり」を大切にする経験から学ぶための5つの要因とは神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
「経験から学ぶ力」とは何か。その3要素が「ストレッチ、リフレクション、エンジョイメント」であり、土台をなすものが「思い」と「つながり」である。この5つの要素とはどのようなものかを検討してみよう。
「挑戦し、振り返り、楽しみながら」仕事をしそして「思い」と「つながり」を大切にする経験から学ぶための5つの要因とは神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第34回
売り手と買い手に情報格差があるとき取引上の問題解決に貢献する「評判」の役割とは京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾睦,髙木晴夫
商品について売り手と買い手の情報量に差がある、いわゆる情報の非対称性があるとき、取引にはさまざまな問題が生じる。どのような問題が発生するのかを検証し、問題解決に果たす「評判」の役割を考えてみよう。
売り手と買い手に情報格差があるとき取引上の問題解決に貢献する「評判」の役割とは京都大学大学院経営管理研究部教授 成生達彦
第32回
ビジネスパーソンが成長するにはなぜ経験から学ぶ力が必要になるのか?神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,松尾睦,髙木晴夫
ビジネスパーソンが成長し続けるための鍵を握るのが、仕事上の経験である。第1回目はそのイントロダクションとして、なぜ経験から学ぶ力が必要になるのかについて、考えてみたい。
ビジネスパーソンが成長するにはなぜ経験から学ぶ力が必要になるのか?神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾 睦
第31回
企業合併・買収に隠されたもう一つの狙いだからこそ求められる高い経営者「倫理」慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
内田和成,成生達彦,平野光俊,根来龍之,髙木晴夫
今年2月の発表された新日鉄・住金の合併を始め、この10年ほどを振り返ると、日本でも大型合併が増えている。合併には表に出てくる狙いのほかに、人員削減という裏技的な派生効果がある。だからこそ、経営者には一層高い経営者倫理が求められる。
企業合併・買収に隠されたもう一つの狙いだからこそ求められる高い経営者「倫理」慶應義塾大学ビジネススクール教授 高木晴夫
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