夏目幸明
第12回
東芝、NEC、ヨドバシカメラなど、一流企業から信頼を得て業務提携を結び、急成長を遂げている企業がある。「ドクター・ホームネット」のブランド名で、年間約13万軒もの家庭を訪ね、パソコンやスマートフォンの修理・設定・接続を行う「日本PCサービス」だ。

論文を読むのが日課という「めんどくさいお医者さん」、東京大学病院の地域医療連携部にいる循環器専門医・稲島司氏。彼がまた、世に流布する「健康イメージ」の虚実について語り始めた。

第11回
工場はおろか、ラインの1本も持っていないのに、日本のものづくりを支えるベンチャーがある。その名は「リンカーズ」。特筆すべき技術がある中小と大手メーカーをつなぐ革新的システムを世に出した企業だ。

インバウンド効果の恩恵を受けて過去最高益を更新した京急電鉄は10月21日、羽田空港国際線ターミナル駅の開業5周年を迎え、駅ナカに、やはりインバウンド勝者のマツモトキヨシとラオックスを誘致・オープンさせた。

第10回
東京商工リサーチの調査によれば、2014年の新設法人は全国で11万9552社。一方、創業100年超の老舗企業は、約3万社しかない。企業は長期的に、淘汰の荒波に翻弄され続ける存在、と定義できるだろう。では生き残っている企業は何が違うのか。そのモデルケースが「リリカラ」だ。

論文を読むのが日課という「めんどくさいお医者さん」、東京大学病院の地域医療連携部にいる循環器専門医・稲島司氏。世に流布する「健康的なイメージ」と、科学的「効果が証明されたもの」を区別する方法を提案している。

論文を読むのが日課という「めんどくさいお医者さん」、東京大学病院の地域医療連携部にいる循環器専門医・稲島司氏。世に流布する「健康的なイメージ」と、科学的に「効果が証明されたもの」を区別する方法を提案している。

第9回
紳士服の「はるやま」や「P.S.FA」などを経営する、はるやま商事が元気だ。その源は「ガッツポーズが出るような仕事をしなきゃ!」と話す、ハイテンションな社長の経営術にあった。

論文を読むのが日課という「めんどくさいお医者さん」、東京大学病院の地域医療連携部にいる循環器専門医・稲島司氏。世に流布する「健康的なイメージ」と、科学的「効果が証明されたもの」を区別するための方法を提案している。

第8回
カルシウムの「カル」とビタミンB1の「ビー」を組み合わせ、企業名とした「カルビー」。同社はいま、1964年の「かっぱえびせん」発売、1975年のポテトチップス発売以来、3度目となる急激な成長期を迎えている。これを支える商品が「フルグラ」だ。

「何となく体に良さそう」というイメージで食品やサプリを摂取しても効果は薄いどころか、下手をしたら害にすらなる。「カラダに入れるものは薬でも健康食品でも、まず論文で調べてみよう」と語るマニアの東大病院医師が解説する驚きの事実とは?

「おまめさん」や昆布製品で知られるフジッコが、ゼリーなどデザート市場での売り上げを伸ばしている。ヨーグルトにゼリーをかけたり、果てはシャンパンにゼリーなど、斬新なレシピ提案がヒットの秘訣だ。

第7回
携帯電話の画面に貼るフィルムで大ヒット商品を連発しているサンクレスト。大阪のよくある中小企業だ。女子高生たちに「おっちゃんキモい」と言われながら、リサーチし続けるなど、創業社長の熱意はハンパない。

第6回
ブラザー工業が好調だ。5万円台で買えるA3複合機のみならず、スマートフォン用の工作機械や、子会社が手がけるカラオケの「ジョイサウンド」など、様々なヒット商品を手がけているのだ。ミシンメーカー変身の舞台裏を探ってみた。

第5回
発売後2週間で年間売り上げ目標の8割を売った、キリン「別格」。発案者は佐藤章社長だ。「FIRE」や「生茶」などの人気商品を世に出し、その敏腕ぶりは知られていた。社長就任後、初の大型商品として手がけたのが「別格」だ。

第4回
長野県の地ビールメーカー「ヤッホーブルーイング」の躍進がめざましい。いまや売上高は、大手4社とオリオンビールに次ぐ第6位。増産につぐ増産に対し設備投資リスクを抑えるため、キリンビールと業務/資本提携を結び、生産を一部任せるまでに業績を伸ばしている。

第3回
NTTぷららの「ひかりTV」が好調だ。サービスが飽和しつつある業界で唯一、現在も年間30~50万人ペースで会員数を増やし続けている。しかしこの企業が、NTTグループの「お荷物」から期待の星へと駆け上がった歴史はあまり知られていない。

第2回
安全やダイヤ厳守などにばかり目を向けがちな鉄道会社。しかし、それでは旅客数を積極的に増やすことは難しい。営業やマーケティングのマインドを取り入れ、定期外旅客数を増やした西武鉄道は、トップ自らの積極性がいい循環を産み出し、組織の体質を変えることに成功した。

第1回
薄さ0.01ミリ台のコンドーム「サガミオリジナル001(ゼロゼロワン)」が売れている。0.01ミリと言えば、髪の毛の太さの約10分の1、菌と同程度だから「顕微鏡レベル」と言っていい。昨年11月に東京とWEBで限定販売するや、今年5月には在庫が確保できず販売中止となったほどだ(9月に再開)。
