小宮一慶
第156回
「配当で受け取るよりも、社長の給料(役員報酬)を多くしたほうがキャッシュフロー上、得ではないですか」といったアドバイスをする税理士は多くいます。しかしこの認識は、そもそもの部分で大きな間違いがあります。キャッシュフローだけで判断すべき問題ではないからです。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、業績が悪化している企業は少なくありません。しかし、先方に「資金繰りは大丈夫ですか」と直接聞くわけにもいきません。取引先の信用度を見る上で今、注視すべきポイントは何でしょうか?

第154回
新型コロナウイルスの感染拡大は多くの企業の業績に打撃を与えました。そうした中でもV字回復を遂げている企業は、顧客のニーズの変化に柔軟に対応することができています。コロナでピンチの企業がどうやって復活を目指すべきなのか、解説します。

コロナ禍の今、難しいかじ取りを迫られている経営者は少なくありません。危機を乗り切るためには臨機応変な判断が必要不可欠。加えて、中小企業は「小さくなる能力」を持っておくことが重要です。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、業績が悪化している企業が多数出ています。なかなか業績が回復せず、社内に「諦めムード」が漂っている会社も少なくありません。そうした組織のムードを変え、社員たちの士気を高めるために、経営者は何をすべきなのでしょうか。

第151回
前作に続き、今作でも大ヒットを記録したドラマ「半沢直樹」。主人公・半沢の正義感溢れる行動に共感した視聴者も多かったことでしょう。一方で、半沢は多くの上司と“対立”してきました。もし現実世界に半沢がいたなら、こうした行動はどう評価されるのでしょうか。

コロナ禍によって停滞した経済はわずかずつですが回復をしています。しかし、まだ十分とは言えません。とりわけ大企業(元請け)の系列に組み込まれ、下請けを主な仕事としている中小企業は、元請けからの発注が絞られ厳しい状況に置かれています。

第149回
4月に多くの新卒新入社員が入社してから半年が過ぎようとしています。新型コロナウイルスの影響で、対面の研修が難しく、やりづらさを感じている人も少なくありません。だんだんと浸透してきたオンライン研修には、上手くいく部分とそうでない部分があります。

第148回
他人がやっていない新しい事業で成功したいと思っている起業家は多いです。ですが、筆者はいつもベンチャーを立ち上げたいという人に、「他社がやっていることを他社よりもうまくやりなさい」とアドバイスすることにしています。なぜでしょうか。

第147回
新型コロナウイルス感染拡大の影響で日本経済は厳しい状況が続いています。しかし、今を変革のチャンスととらえる発想も必要です。コロナ危機というお題目がある今は、ある意味、「改革しやすい時期」ともいえるのです。

第146回
「優秀なナンバー2がいてくれれば……」そう願う経営者は少なくありません。しかし、将来を見据えては、ナンバー2を探すのではなく、経営人材を育てることに注力すべきです。それには、時間も労力もかかります。今日は経営人材の育成についてお話しします。

第145回
コロナ危機に直面した経営者は、日々難しい経営判断を求められています。しかし優秀な経営者といえども、すべての場面で完全に誤りのない意思決定ができるわけではありません。優秀な人は、どのようなことに気を付けて「決断」しているのでしょうか。

第144回
コロナの影響でテレワークが広く普及しました。中には、やるべき仕事の内容や成果が明確でないまま、テレワークに突入した企業も少なくありませんでした。そうした組織で起こり得るのが、評価やマネジメントの問題です。働き方が変わったことに伴い、上司がすべき仕事も見直さなければなりません。

第143回
新型コロナウイルスの影響で事業計画の見直しを迫られている企業が少なくありません。ただ、計画を立て直すといっても、第2波、第3波の感染拡大リスクもあり、先行きが見通しづらい状況です。こうしたリスクを考え、事業計画をどう立てていくべきなのでしょうか。

第142回
新型コロナウイルスの影響で企業規模問わず、多くの企業が事業計画の見直しを迫られています。一方で、緊急事態宣言が解除され、新たな日常生活が始まりました。中小企業にも延命のために奔走するだけでなく、「ウィズコロナ時代にどう稼ぐか」を考えることが求められています。

第141回
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、働き方が大きく変わったり、業績に影響が出たりして、今後を不安に思う社員が少なくありません。そうした社員たちに対して、経営者は何を語るべきなのでしょうか。

第140回
新型コロナウイルス感染拡大に伴い出されていた緊急事態宣言も一部の地域を除いては解除されました。しかし、まだ予断を許さない状況であり、第2波、第3波のリスクも懸念されています。経営者はウィズ・コロナ、ポスト・コロナを想定して、どのように将来を考えていくべきなのでしょうか。

第139回
新型コロナウイルスの感染拡大により、経済は大きく落ち込んでいます。今回は、さまざまな数値を見ながら経済の状況を分析した上で、先が見えない今、経営者が取り組んでおくべきことをお話しします。

第138回
新型コロナウイルスの影響で、私たちの働き方は大きく変わっています。今回の事態を受けてテレワークに切り替えた企業の中には、「意外と問題なく仕事ができる」という気付きがあった企業も少なくないでしょう。テレワークでもビジネスができる、このことは地方企業にも十分チャンスがあることを意味しています。

第137回
新型コロナウイルスの感染拡大により、あらゆる業界が多大な打撃を受けています。日本経済の現況を表す数字はどれも「コロナショック」により急速に悪化しています。リーマン・ショックのような金融パニックを引き起こすという見方もありますが、筆者はそれよりも「不動産市況の暴落」を危惧すべきと考えます。
