長野美穂
昨年11月下旬にロサンゼルスで開催された自動車ショー(2016ロサンゼルスオートショー)。その会場で注目を浴びたのが米スタートアップ企業が手掛けた最新技術だ。クルマの未来を変えるかもしれないその「スゴイ中身」を品定めしてきた。

激戦を制して米国の新大統領に選ばれたドナルド・トランプ。その結果に世界が驚きに包まれた。なぜ米国民はトランプを選んだのか。背景には、報道されなかったサイレントマジョリティの投票行動もあった。現地で彼らの本音を聞く。

米大統領選投票日の2日前、大激戦地の1つ、ネバダ州のラスベガスで、ヒラリー、トランプ陣営の「最後の戦い」を見極めるべく、筆者は取材を開始した。現在のアメリカという国を象徴するかのような人々の「熱狂」ぶりを、現地から日本の読者にお伝えしたい。

共和党エリートたちも次々と彼に背を向ける共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ。だが、まだ最後まで「トランプ大統領」実現を切望する人々がいる。激戦地の1つ、ミシガン州で大統領選の鍵を握る共和党「選挙人団」を直撃取材した。

米国の大統領選本選初回のテレビディベートで、共和党のトランプ候補の劣勢が報じられた。だが、実際はどうだろうか。ディベートの中継をLA市内の劇場で見守る米国市民に話を聞くと、米国の「今」を映し出す意外な本音が見えてきた。

最大の票田であるカリフォルニア予備選で勝ち星を上げるため、4月末に演説のため現地入りしたトランプ。当日、トランプ派と反トランプ派の間で起きた前代未聞の流血騒ぎと暴動の模様から、トランプ大統領誕生の可能性を占う。

米国ではテニスなどのスポーツ大会に、巨額のマネーが集まる。経済効果を狙う開催地にとっても賞金を狙う出場選手にとっても、そのインパクトは大きい。日本人には想像もつかないスケールで動く米国スポーツマネーの実態を追った。

米国ではテニスなどのスポーツ大会に、巨額のマネーが集まる。経済効果を狙う開催地にとっても賞金を狙う出場選手にとっても、そのインパクトは大きい。日本人には想像もつかないスケールで動く米国スポーツマネーの実態を追った。

トランプ旋風が止まらない。このままいけば、共和党の大統領候補者レースを制し、「トランプ大統領」が誕生する可能性すら出てきた。その過激な言動に不安を抱く日本人も多い。米国民はなぜ彼を支持するのか。現地で本音を探った。

トランプ旋風が止まらない。このままいけば、共和党の大統領候補者レースを制し、「トランプ大統領」が誕生する可能性すら出てきた。その過激な言動に不安を抱く日本人も多い。米国民はなぜ彼を支持するのか。現地で本音を探った。

日の丸家電メーカーが海外勢とのグローバル競争で劣勢に転じてから久しい。彼らは今も試行錯誤を続けている。日の丸家電にはどんな「戦略」が足りなかったのか。家電の一大消費地である米国で電機業界の関係者たちに草の根調査を実施し、その「現実」に迫る。

日の丸家電メーカーが海外勢とのグローバル競争で劣勢に転じてから久しい。彼らは今も試行錯誤を続けている。日の丸家電にはどんな「戦略」が足りなかったのか。家電の一大消費地である米国で電機業界の関係者たちに草の根調査を実施し、その「現実」に迫る。

今年も米国・ラスベガスで開催されたCES。世界最大の家電見本市という枠組みを大きく超え、多様な最先端テクノロジーが大集結した。参加者が最も目を見張った次世代製品とは? イベント期間中の現地ルポを基に徹底解説する。

第515回
米国中間選挙の結果は、共和党の圧勝に終わった。上院、下院の議席の過半数を取られたオバマ政権は、南北戦争の最大の激戦にまでなぞらえられる大敗北を喫した。今後、米国の政治はどこへ向かうのか。メディアが報じ切れない真の論点を斬る。

第512回
4年ごとに行われる米国大統領選の中間の年に、全米で一斉に新しい上下院議員や州知事が選ばれる米国中間選挙。その投票日まであと4日となった。選挙戦の最激戦地として注目を浴びるのがカンザスだ。現地からオバマ政権の未来を占う。

第4回
ロムニー候補との熾烈な選挙戦を制し、再選を果たしたオバマ大統領。全米で失業率が最悪のネバダ州は、米国経済の行方を左右する大統領選への関心が高い激戦地の1つだ。オバマ勝利の報が流れた現地で人々の声を拾い、今後オバマ政権が取り組むべき課題を浮き彫りにする。

第297回
オバマ大統領が発表した不法移民救済政策。実に26年ぶりに不法移民に在留許可を与えるこの政策が、今ヒスパニック票を動かしている。救済策を「政争の具」と揶揄する声も多いなか、不法移民の若者たちの素顔を通じて、大統領選の行方を占う。

第264回
次期米国大統領の椅子をかけてオバマと一騎打ちを行なうことが、ほぼ確実となったロムニー。前回に続き、彼が信奉するモルモン教の総本山・ユタ州ソルトレイクシティを取材。母校の学生たちに、大統領選の勝敗を占ってもらった。

第260回
共和党のミット・ロムニー候補が、大統領の椅子をかけてオバマ大統領と一騎打ちを行なうことは、ほぼ確実となった。史上初となる「モルモン教徒大統領」は誕生するのか。モルモン教の総本山で、ロムニーの原風景を徹底取材した。

第13回
米国大統領選の予備選で、激戦が繰り広げられている。オバマ大統領率いる民主党の続投なるか、共和党が政権を奪回するのか。「オバマ再選阻止」を狙う保守の本拠地・アリゾナで、ティーパーティーのメンバーを直撃。大統領選の論点を探った。
