CAR and DRIVER
メルセデスのエントリーシリーズ、Aクラスが大幅改良。メカニズムは従来と基本的に共通だが内外装と装備を最新仕様にグレードアップ。ボディタイプはセダンとハッチバック。端正なルックスの正統派、A180セダンに乗った。

アクアにGRスポーツが加わった。2代目となる新型は従来以上にスポーティな走りにこだわった。専用チューニングサスペンションを採用しボディ剛性をアップ。パワーステアリング制御も見直した。内外装は精悍で凛々しい。

XMはMオリジナルの純スポーツSUVである。周囲に鮮烈な印象を与える造形とシステム合計653ps/800Nmを誇るハイパワーPHEVシステムが話題。メイン市場は北米と中国。走りは印象的である。

新型はST-H/ST-G/STの3グレード構成。全車2L水平対向ユニットを搭載し、上位2グレードはe-ボクサー仕様。全車が新世代アイサイトを採用し5ドアHB。駆動方式は4WDとFFから選べる。

CX-60は、4種のパワーユニットが選べるオール新設計のプレミアムSUV。今回はデリバリーが始まった純エンジンの直6ディーゼルをメインに試乗。PHEVを含め現状の完成度を整理した。

ティグアンの4WDモデルはパワフルな2Lターボ(190ps/320Nm)搭載。オールシーズン/全天候対応の逞しいオールラウンド性能と、上級SUVらしい入念な作り込みが魅力。ドイツ車らしくロングツーリングに出かけたくなる実力派である。

新型テスラを街で見かける機会が増えてきた。モデルYは、ずんぐりスタイルのSUV。ワールドワイドで支持を集めるBEVだ。デュアルモーターのパフォーマンスを体感した。

スズキらしい“アイデア商品”。新方式ハイブリッドは、MTベースのトランスミッションを採用。小出力モーターながら電動車感濃厚のエコカーに仕上げた。しかもダイレクトなドライブフィールの持ち主である。

速さ/ハンドリング/取り回し性に優れたオールマイティな存在。ポロGTIは、ファーストカーの機能と、ワインディングで“いい汗”がかけるスポーティな万能モデル。分別を備えた大人が似合う。

EQSは専用プラットフォームを採用したメルセデスの本気BEV。AMGモデルはシステム出力658psの4WD仕様。満充電で601km走り、0→100km/h加速は3.8秒でクリアする。速さも完成度も圧倒的である。

VWの“R”はハイパフォーマンスを示す特別な称号。ゴルフRは、従来比10ps/20Nmパワフルな2Lターボ(320ps/420Nm)搭載。圧倒的な速さとフットワークが魅力のホット4WDだ。

スタイリッシュ&スポーティに大変身。“ハイブリッド・リボーン”をコンセプトに掲げ、目指したのはユーザーから愛される“いいクルマ”。エモーショナルなデザインと虜にさせる走りに注力した、期待が高まる新時代の5thモデル、颯爽とデビュー!!

世代ごとにさまざまな特徴を備えたM3だが、とりわけ現行型はエポックモデルだ。FRとともにはM3として初となる4WDが設定されたこともそのひとつ。だが、個人的に注目しているのは足回りの味付けが大きく変わった点である。

新型レヴォーグは“国内専用モデル”として誕生した。それは、米国主体のレガシィが大きくなりすぎた“埋め合わせ”という側面もあったけれど、それにしても、たった14%にも満たない国内市場(2021年の国内年間販売台数は10万台強)のために専用モデルを作り上げたのだ。スバルの心意気をまずは称賛したい。

メルセデス・ベンツのSLクラスは、世界を代表するラグジュアリースポーツである。1954年に登場した初代の300SLガルウィングという名車を持ち出すまでもなく、歴代SLはつねにクルマ好きの憧れであり続けてきた。

GRカローラは12代目カローラ・シリーズのフラッグシップであるとともに、“GR”のオリジナルカー第4弾。当初は一般販売モデルとアナウンスされたが、生産体制を考慮してまずは限定モデルとしてスタートした。販売台数は通常モデルのRZが500台、スペシャル版のモリゾウエディションは50台(ともに抽選申し込みは終了)。2023年春スタートのデリバリーを前に千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで試乗した。魅力をレポートしよう。

ポルシェ・ケイマンGTS4.0は、ターボチャージャーを付加する一方で排気量ダウンと4気筒へのレスシリンダー化が図られたことで姿を消していた6気筒の水平対向エンジンを積むスペシャルグレード。トップスピードはMT仕様が293km/h/DCT仕様は288km/h。すべてに官能的なドライブフィールでドライバーを魅了する。普段使いからサーキットまで対応するオールラウンダーだ。

ZR-VはCR-Vの弟分でヴェゼルの兄貴。追い求めたのは行動の自由。思い立ったときに遊びに出かけられ、運転そのものが楽しいSUV、マルチユースのドライバーズカーを指向している。

新型は便利で経済的なアメリカンSUV。7シーターのユーティリティと燃費に優れた直4ディーゼルを組み合わせ。サイズはミディアムクラス。本革シートをはじめ装備も充実している。

BYDは今年上半期に64万台の電動車を販売。テスラを抜いて世界トップのBEVセールスを記録した中国ブランド。日本でも2023年1月から発売された。主力車の実力を探った。
