2019.5.28 日本のゼネコンに触手を伸ばす「物言う株主」、前田道路も標的に 道路舗装大手の前田道路株を香港の投資ファンドが買い増ししていることが分かった。総株式数に対し、わずか数パーセントの保有でも要求提案を行う“物言う株主”が日本のゼネコンに触手を伸ばしている。
2019.5.24 携帯がつながりにくい建設現場の悩みを解消した「IoT分電盤」開発秘話 工事現場は携帯電話がつながりにくい。こう聞くと、山の中やトンネルの現場を思い浮かべるかもしれないが、街中にあるビルの高層階や地下も例外ではない。
2019.5.13 五輪選手村マンションの異色っぷり、GWに1000組が見学 2020年の東京五輪で選手村となる東京・晴海の巨大開発地区は、五輪終了後に5632戸のマンション群を擁する街に姿を変える。5000万円台の分譲もあり、見学予約が殺到している。値付け、内装や引き渡しのスケジュール、交通など異色尽くしの大規模開発…
2019.5.9 問題案件だった新国立競技場が工事費黒字化目指す「マジック」の中身 巨額工事費が世間の批判にさらされ、当初のザハ案が白紙撤回された新国立競技場。見直し案も着工が1年以上遅れ、懸念含みの問題案件と見られてきたが、今年11月末に計画通り竣工を予定する。受注した大成建設JVは周囲の赤字工事予想を覆し、黒字…
2019.3.18 ゼネコン4社が泥仕合、リニア談合裁判「修羅場の構図」 リニア中央新幹線の品川駅と名古屋駅の建設における鹿島と大成建設の独占禁止法違反を問う裁判が始まった。無罪を主張する2社に対して、同じ入札に参加した大林組と清水建設はすでに違反を認め罰金刑が確定している。ゼネコン国内トップ4社で認識が…
2019.2.27 「ねじ不足」でラグビーW杯ピンチ!?人手不足に次ぐ建設業界の受難 今秋開催されるラグビーワールドカップで会場の一つとなる「えがお健康スタジアム」(熊本市)で、大型ビジョンの鉄骨土台の建設が止まっている。原因は業界が「まさか足りなくなるわけがない」と思っていた小さな部材、ねじにある。
2019.1.29 大阪万博、建設受注争奪戦にゼネコンが「全力投球」できない理由 ゼネコン各社で「大阪万博」案件の受注争奪戦が繰り広げられている。昨年11月に2025年の国際博覧会(万博)開催地が大阪に決定、「まだ先の話だから」(ゼネコン幹部)と言いながら、水面下での戦いのゴングは決定前から鳴っていた。
2018.12.4 鹿島に1000億円請求、アルジェリア高速道めぐるJV内バトルの裏側 鹿島を代表とする共同企業体(JV)が2006年に受注した総工費5400億円のアルジェリア高速道路工事は、代金の未払いをめぐって同国政府と対立し、16年に和解、決着したかに見えた。ところがこの11月、JVに参加した大成建設など3社が鹿島に賠償金…
2018.11.7 「屋外用」エアコン市場にダイキン参入、ミスト冷却に対抗 記録的な猛暑だった今夏、ルームエアコンが飛ぶように売れた。国内の年間出荷台数は過去最高の940万台以上になると予想される。暑さが過ぎた今、空調メーカー最大手のダイキン工業は、来春から初夏ごろに発売を目指す業務用屋外エアコンの開発を急…