ヘルスデーニュース
まひ患者が脳に埋めたチップで意思伝達する最新技術、驚きの速度とは
脳内に埋め込んだマイクロチップを通して、首から下がほとんど動かせない麻痺患者が文字入力により意思を伝達することができたとする研究成果が、米スタンフォード大学脳神経外科教授のJaimie Henderson氏らにより、「Nature」5月12日号に発表された。そのスピードは、健常者のスマートフォン(スマホ)での文字入力に近いものであったという。

糖尿病発症時の年齢が若いほど、人生の後半で認知症発症リスクが高くなる
2型糖尿病の発症年齢と認知症のリスクとの関連が報告された。高齢になってから糖尿病を発症した人よりも、若い時期に糖尿病を発症した人は認知症リスクが高いという。パリ大学(フランス)のClaudio Barbiellini Amidei氏らの研究によるもので、詳細は「Journal of the American Medical Association(JAMA)」に4月27日掲載された。

コロナ禍で収入が減った人は歯の痛みを訴えることが多い、東京医科歯科大が報告
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに伴い、仕事や収入が減った人や失業した人は、歯の痛みを訴えることが多いというデータが報告された。この関連の背景には、精神的ストレスや歯科受診の延期、間食の増加などが関与しているという。

「高学歴ほどボケない」は間違い!?学歴が脳の萎縮予防には役に立たない調査報告
大卒の学歴はさまざまな場面で有利に働くかもしれないが、加齢に伴う脳の萎縮の予防には役立たない可能性があることを、オスロ大学(ノルウェー)のAnders Fjell氏らが報告した。

黒人喫煙者の約85%が使用するメンソールタバコが米国で禁止される方針
米食品医薬品局(FDA)は4月29日、米国での燃焼式タバコ製品の使用による疾患と死亡を大幅に減らすために、メンソールタバコおよびあらゆるフレーバー付き葉巻の禁止を内容とする製品基準を、来年中に取りまとめる予定であることを発表した。

「腸活」腸内フローラを濃くするのにイイ食品、ダメな食品
普段から野菜や魚、食物繊維を豊富に摂取している人の腸内では炎症を抑える働きを持つ細菌が豊富である一方で、ファストフード好きの人の腸内では炎症を促進する細菌が豊富である可能性が高いことが、食習慣と腸内細菌叢の関連について検討した研究から明らかになった。フローニンゲン大学(オランダ)のRinse Weersma氏らによるこの研究は、「Gut」に4月2日掲載された。

貧困で「摂食障害」に陥る米国人が急増、コロナ禍で食習慣が悪化
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック中に米国人の食習慣は悪化し、摂食障害に陥る人も増えたとする研究結果が、米ミネソタ大学医学部のMelissa Simone氏らにより報告された。研究の詳細は、「International Journal of Eating Disorders」に3月15日掲載された。

がん再発の予防を期待できるワクチン、米国で臨床試験が進行中
米カリフォルニア州サンノゼ在住のMarc Baumさん(57歳)は、膀胱がん治療のため数回の手術と放射線治療、化学療法を受けた。これらの治療は3カ月間で終了したが、担当医たちはさらに、がん再発の予防を期待できる実験段階にあるワクチンの投与を希望した。

犬も人間みたいに嫉妬する!?大学研究でわかった3つのサイン
他の犬をかまっていると、飼い犬があたかもやきもちを焼いているかのような様子を見せたことはないだろうか。実際に犬は、飼い主が他の犬に注意を向けると嫉妬する可能性があるという研究結果が、オークランド大学(ニュージーランド)のAmalia Bastos氏らにより報告された。研究の詳細は、「Psychological Science」に4月7日掲載された。

肉だけじゃない!!筋力アップにはホウレン草とレタスが効果的
筋力を高めたい人は、葉物野菜を毎日摂取すると良いかもしれない。ほうれん草やレタスなどの硝酸塩が豊富な葉物野菜を多く摂取している人は、摂取していない人に比べて、高齢になっても筋力や身体機能が高いことが明らかになった。エディスコーワン大学栄養研究所(オーストラリア)のMarc Sim氏らによるこの研究の詳細は、「The Journal of Nutrition」に3月24日掲載された。

1日7時間以上のSNS中毒10代、ネットいじめの加害者予備軍に!?
インスタグラムやTikTokのようなソーシャルメディアのプラットフォームの増加に伴い、10代の若者がそれに費やす時間も増加の一途をたどっている。そんな中、オンラインに費やす時間の増加はネットいじめと関連するという研究結果が、米ジョージア大学教育学部の准教授Amanda Giordano氏らにより報告された。研究の詳細は、「Journal of Child and Adolescent Counseling」に2月3日掲載された。

「膝の痛み」に有効な、非外科的な新治療GAEとは?
加齢とともに膝の痛みを抱えている人が増加するが、新しい非外科的な治療がその悩みを解決してくれるかもしれない。膝状動脈塞栓術(genicular artery embolization;GAE)という治療法がそれだ。

5分の雑談はやはり有効だった!マイクロブレイクで仕事の効率が上がる理由
仕事で疲れを感じたときは、ほんのわずかな時間、休憩を取ると良いかもしれない。そのような「マイクロブレイク」と呼ばれる小休止を取ることにより、朝の倦怠感が解消され、終日、より精力的に仕事に取り組める可能性があることを、米ノースカロライナ州立大学心理学部のSophia Cho氏らが報告した。研究の詳細は、「Journal of Applied Psychology」に3月1日掲載された。

朝食を「8時30分まで」に終えると、2型糖尿病になりづらい理由
朝食を食べる時間帯によって、2型糖尿病の発症リスクが変化する可能性を示すデータが報告された。8時30分より前に朝食を食べる人では、8時30分以降に食べる人よりも血糖値やインスリン抵抗性が低かったという。米ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部のKristen Knutson氏らが、米国内分泌学会(ENDO2021、3月20~23日、バーチャル開催)で発表した。

口の中の健康状態が悪いと認知症医療費がかさむ?
歯の本数や歯周病の重症度が認知症の医療費と有意に関連することが、日本人対象の研究から明らかになった。愛知学院大学歯学部口腔衛生学講座の嶋﨑義浩氏らが、三重県在住高齢者の医療データを解析した結果であり、詳細は「American Journal of Alzheimer’s Disease and Other Dementias」に2月25日掲載された。

SNS利用頻度は、メンタルヘルスにどう影響する?年代別に調査
ソーシャルネットワークサービス(SNS)の利用とメンタルヘルスとの関連が報告された。メンタルヘルス状態はLINE利用者で良好であり、一方でTwitter利用者は良くない傾向が見られるという。東京都健康長寿医療センター研究所の桜井良太氏らの研究によるもので、詳細は「PLOS ONE」に3月3日掲載された。

魚を食べると認知症になりにくい?
日本人一般住民を15年間追跡した研究から、魚介類の摂取量が多いことが認知症リスクの低下につながる可能性が示された。国立がん研究センターなどによる多目的コホート研究(JPHC研究)によるもので、詳細は「Journal of Alzheimer’s Disease」に2月2日掲載された。

子どものスマホ・テレビ時間、1時間につき過食症リスクが11%増える?
スマートフォン(スマホ)の操作やテレビの視聴などのスクリーンタイムが長い子どもは、過食症になりやすいことを示すデータが報告された。1年間の追跡で、過食症リスクの有意な上昇が認められたという。米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のJason Nagata氏らの研究によるもので、詳細は「International Journal of Eating Disorders」に3月1日掲載された。

心臓の病気がある人が魚を食べると、リスクが低下する
魚を多く食べると寿命が延びるかもしれない――。新たな研究によると、サケのような油の多い魚を1週間に175g食べる人は、魚をほとんど食べない人に比べて、心筋梗塞や脳卒中になりにくく、死亡リスクも低いことが分かった。ただしこのメリットは、既に心血管疾患がある人で認められ、健康な人では有意なリスク低下は示されなかったという。

「夜型」は仕事のパフォーマンス低下を招く?健康状態や認知機能の悪化に影響
キャリアを築きたければ、早寝早起きを心がけるのが良いかもしれない。夜型の人に比べて朝型の人の方が、仕事のパフォーマンスが良く、早期退職につながる健康問題に悩まされることも少ないとする研究結果が報告された。オウル大学(フィンランド)Center for Life Course Health ResearchのTapio Räihä氏らによるこの研究は、「Occupational & Environmental Medicine」に2月23日掲載された。
