2021.12.20 ソムリエ、ラベル、ネーミング…ワイン市場を広げた「情報と教育」の効果 日本でワイン市場が形成される過程において、ワインに関する知識の普及だけでなく、サービス技術の向上や飲食店の衛生面や保管環境の確保などの点で、ソムリエという存在が果たした功績は大きい。また消費者に知識や情報を伝えるメディアとして、ラ…
2021.12.19 サントリー「赤玉」が原点!ワインはいかに日本人の生活に定着したか ワインはいかにして国内外で市場を広げてきたのか。日本人にとっての原点は、1907年に発売されたサントリーの「赤玉ポートワイン」。そこから何度かの“ワインブーム”を経て今に至る。そして、ワイン市場の伸長は日本経済や為替の動向と密接に関係…
2021.12.18 日本酒のラベルが「ワイン化」する?表示ルール作りで議論沸騰中 国内外の消費者にとって、今の日本酒のラベルは、味わいや“ストーリー”を伝える分かりやすいツールになっているだろうか。日本酒がよりグローバルな存在となり、世界の「SAKE」となるために、ラベルの表示ルールの整備は、生産者から消費者までみ…
2021.12.17 輸出用日本酒に法改正でチャンス到来?高付加価値・少量生産が可能に 日本酒には最低製造数量基準があり、年間60キロリットルと設定が高かった。一方で、海外での日本酒ブームも相まって、2020年度の税制改正において、「輸出向け」に限り、清酒製造免許の新規発行が許可されるようになったが……。酒と法律の切っても…
2021.12.17 なぜ日本人はスポーツを楽しめないのか?海外と比べた「異質さ」の原因 スポーツの語源には「楽しむ」ことが含まれているが、勝利至上主義が土壌となっていた日本のスポーツの場には、長く上下関係が根付いていた。海外に目を向けると「平等」が組み込まれた社交の文化も確認できる。日本のそれとは異なるものだ。サッカ…
2021.12.16 日本酒は「おじさんのお酒」?若い世代が持つイメージと海外での評価 日本酒は戦後、食糧事情の改善や、高度経済成長もあり、その生産量と消費量が一気に増加した。しかしその後、ウイスキー、焼酎、ワインなど酒のトレンドが移り変わる中で、日本酒はたちまち減少傾向に向かった。一方で海外での人気は高まっているが…
2021.12.15 日本酒とワインで違う「テロワール」…原料や土壌より地域の食文化が影響 日本酒の立ち位置と可能性について、前・酒類総合研究所理事長の後藤奈美氏に聞いた。日本酒の歴史には数々の浮き沈みがあったが、日本酒史に最も影響を及ぼしたタイミングは、江戸時代や明治以降の技術開発と、戦中・戦後の2つの時代にあったと語…
2021.12.14 中田英寿氏が日本酒業界に持ち込んだ「イノベーション」の中身 中田英寿氏は、日本酒の生産者と消費者をつなぐためには「適切な情報の提供」「きちんとした品質の担保」「良い物を確実に買える仕組み」の三つが不可欠だと語る。そして、その仕組みを構築するために、同じ醸造酒であり、世界に市場を広げるワイン…
2021.12.13 中田英寿氏の挑戦「日本酒の未来を考えたらワインに行き着いた」 日本酒が世界の「SAKE」としての地位を築くカギは、ワインの来し方を振り返ることにあるのではないか──。自らもSAKEビジネスに関わる中田英寿氏はそう問題提起する。
2021.12.13 SAKEの未来を切り開け!日本酒やワインの“プロ”たちが探る方法論 40年前と比べて国内消費量が約1/3となりつつある日本酒に対し、ワインは40年間で10倍以上の市場規模となった。そもそもワインは、世界のスタンダードな醸造酒でもある。いかにしてワインはその地位を得たのか。その歴史を知ることで、「SAKE」が世…