「子どものIQはどうすれば伸びる?」「なぜ、ごっこ遊びがそんなに大事?」「外国語や科学、音楽への興味を育むには?」……脳科学から心理学、教育学まで最新リサーチを網羅し、いまの科学の常識で「これは絶対にいい!」と断言できる子育て法を厳選、網羅した『いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てベスト55』が話題だ。「最もクールで、最もわかりやすい」「これからの子育ての新基準」と絶賛されている話題のベストセラーから、驚きのノウハウを紹介する。
小さい子には「親」が歌ってあげるのがいい
子供と一緒にいると、歌をうたう機会が増えます。
娘と並木道を散歩していたら、幼児向けのインターネットラジオで聴いたことのある歌がふと頭に浮かび、気がつくと歌っていました。「その小枝には/いちまいのはっぱ/なんてかわいい/はじめてみたわ」
音程はあやしくていいんです。
幸い、幼い子どもは親の声がどんな声よりも好きです。
また、どんな歌を聴くよりも、じかに歌いかけられることを好みます。
家にいるときも、娘と一緒に歌います。娘の木琴を叩きながら、「きらきらひかる、よぞらのほしよ……」(3年間習ったピアノが役に立ちました!)。
また、親子で音楽教室に通っています。娘の社会経験の一環として、人類が古くから親しんできた音楽というものの楽しみを味あわせたいから。
娘は、家にない楽器を試したり、踊ってはねてリズムを取ったり、音程を取ってみたり。とても素敵な先生なので、娘はレッスンの終わりに先生をぎゅっと抱きしめています。