3つのページを目的で使い分ける
野呂さんはFacebook上に3つのページを持っている。「個人アカウント」「個人Facebookページ」「PR戦略のFacebookページ」。この3つを目的によって使い分けているのだ。
各ページの目的と使い方は以下の通りだ。
1、個人アカウント
位置情報や、誰と食事をしたかなど、一番「ゆるい」内容。友達は500人ほどで、知り合いだけに限定している。最初何もわからず、友達申請が来るままに承認していたら1000人以上になったが、不都合が出てきたので、現在では個人アカウントの友達は知り合いだけにし、個人フェイスブックページを作って会ったことのない人はそちらに参加してもらうようにしている。
2、「野呂エイシロウ(eishirou.noro)」Facebookページ
http://www.facebook.com/eishiro.noro
コンサルタントとしての日々の活動を記録。仕事先からモバイルで写真などを発信している。個人アカウントに比べてオフィシャル度が高い。ブログをRSSで送信しているのもここだ。「著書ページ」「問い合わせ」などカスタマイズページも作ってビジネス用にしている。
また、クライアント企業のキャラクターであるくまのぬいぐるみを毎回投稿写真に登場させて反応を見るなど、PRの実験を行うこともある。
3、「戦略的広報・PR研究所」Facebookページ
http://www.facebook.com/PRnoro
野呂さんの専門分野「PR・広報」のページ。日々のニュースやCM動画などを毎日ピックアップ。コンサルタントとしての解説を加えている。読者はここで、PRコンサルタントとしての野呂さんの力量を感じざるを得ない。
Facebookページ「戦略的広報・PR研究所」のウォールから。PRに関する野呂さんの専門家としてのコメントが人気を博している。
野呂さんのフェイスブックの特徴は、コンスタントに発信していること。3つのページに毎日記事をアップしている。写真も多い。
「Facebookは携帯電話と同じですよ。携帯はしゃべる道具だから、携帯を持っているだけで仕事が来るわけではない。携帯で何をしゃべるかが重要なわけです。それと全く同じで、フェイスブックをやっているだけで儲かる、というように勘違いしている人がいますが、それはあり得ない。Facebookを使って何を発信するかなんですよ」