お客の『9code』を分析して、
リピート率9割を実現したレストラン
私のクライアントで、レストランを経営する傍ら、2人の子育ても頑張っている「湖の七赤(しちせき)」のCさん(30代後半の女性)は、努力と工夫でレストランの業績を上げています。
本業のレストラン経営では、お客様に会員になってくれることを勧めて、生年月日を知り、『9code』でお客様ひとりひとりを分析。
取得済の住所やメールアドレスからお客様の「感じ方」「気性」に合った手紙を出したり、一斉メールではなく、お客様のタイプ別の内容に変え、メールを出したりしています。
さらに、お客様の生年月日を『9code』で分析し、お客様が一番喜ぶ方法でプレゼントを渡しています。
すると、会員にさえなっていただければ、リピート率は9割を超えるようになりました。
確かに、『9code』の分析結果で、タイプ別にサービスするわけですから、お客様がファンになるのは当然の結果と言えましょう。
いまやどのレストランも「会員登録」後にくるメールやハガキで差別化するのは至難の業。しかし、ほんのひと手間、『9code』でタイプ別にメールやハガキを出すことで、大きな成果が出たのです。
『9code』を使い、相手の心中を察することができると、相手を理解できるようになり、相手に合わせることは苦痛でなくなります。
それどころか、他人を理解できて、合わせられる自分のことを「成長した」と、自分をほめてあげられるようにすらなるのです。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。