火の九紫人との上手な接し方
火の九紫人と接するときに大切なことが2つあります。
まずひとつ目が「頼る」ことです。
火の九紫人は元々情熱家であり、社会奉仕の心を持ち、人を救いたい(人のためになりたい)気持ちを強く持っています。さらに、人情家です。
ですから、人から頼られることで
「自分を信じてくれているからこそ、力になってあげたい」という気持ちが作用し、持ち前の天性の力を発揮します。
花火のような華やかな“火”の陽性の人であれば、誰もが発想しない斬新なやり方、おもいきりのよい大胆な手法などで、相談者を助けてくれるでしょう。
炭火のような静かな“火”を持つ陰性の「火の九紫」ならば、その炭のようなじんわりとした温かさで、冷えた心を温めてくれるのです。
ふたつ目は「ほめる」ことです。
火の九紫人が何かを積極的に行ったり、人助けをしたりした際には、必ず「さすがだね!」「ありがとう!」と、ひと言ほめてください。
行動に対しての見返りを求めているわけではありませんが、自分の能力に対するプライドが高いので、何も言われないと、自分の行いに対して悲観的になってしまいがちです。
そうなると、独断での行動やキツイ言葉を発し、人間関係が悪くなってしまいます。
本書には、「ええ? あの人が『火の九紫』だったの!?」という意外な人がたくさん掲載されています。これを知っているだけでも、ビジネスでもプライベートでも盛り上がるでしょう。ぜひご活用ください。
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6か国20都市以上にあり、塾生は700名超。