モノを手放すとココロが軽くなる
モノは「見えるカタチ」と「見えない思い」がセットになって、成り立っているのです。
ただ、「見えない思い」が、「お気に入り」のモノならいいのですが、「高かったんだよなあ」「これを着ていた頃は楽しかったなあ」「捨てたらバチが当たりそう」「もう着ないけど捨てるのは面倒だ」「もう二度と手に入らないかも」……といった重い気持ちを伴っているとしたら、モノから受ける影響はネガティブなものになります。
つまり、モノと自分との関係性が良好ではないのです。
ですから、断捨離とは、日々、モノと向き合って、「今の私は、このモノにどんな思いを込めているんだろう?」「今、私はこのモノと良好な関係にあるだろうか?」ということに、意識を向けていくことを重視しています。
では、実際にモノを手放していくと、どうなるでしょう?
「モノに貼り付いた重たい“執着”は今の自分にとって不要である」と意識しながら捨てていくことで、モノとココロは、より強く連動します。
思いが重ければ重いほど、思いの拠り所となっているモノを手放すことで、ココロが軽くなっていくのを実感できるのです。
行動としてはモノを捨てていくだけですが、見えない世界やココロまでも同時進行で“余計な執着心”を手放していけるのです。
その一例をご紹介します。