名著『アイデア・バイブル』が発売されます

 ホットなトピックとしてトマトを取り上げたは良いものの、先につながらない……と悩んでいた矢先、2月16日に発売される素敵な書籍を見つけました。S藤副編集長担当、タイトルは『アイデア・バイブル』です。写真をご覧いただければ伝わるかと思いますが、トマトを連想させる鮮やかな赤。そうなんです。無理やりです。

救世主はトマト。加藤昌治さんも読み込んだ名著
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 トマトは冗談ですが、この作品は15年も読み継がれている名著の中の名著。旧版『アイデアのおもちゃ箱』は、大ベストセラー『考具』の著者である加藤昌治さんが使い倒した1冊であり、『ザ・コピーライティング』を編集した私の上司T田も読み込んでいた作品のようです。

 方法別に38の発想法が紹介されており、体系的に学ぶことも、つまみ食いで必要なものを学ぶこともできます。やや厚めの書籍ではありますが、必要なときにふっと手に取りたくなる作品のため、机に常備しておいてはいかがでしょうか。

 まだパラパラとしか読めていないなかでも、「なるほど」と思うことがたくさん見つかります。第36章の「生来の創造性」などは、なるほどと唸ってしまいました。これからじっくりと読み進めたいと思います。

 この日記がアップされる日は、2月15日。言わずと知れた“あの日”の翌日です。クリスマスも、正月も、イベントがあれば必ず取り上げてきました。しかし、今回はあえて触れません。前向きに生きるためには、なかったことにする潔さがあってもいいのではないでしょうか。

今週の気づきと来週以降のテーマ
・大江戸線と東西線の違いを探る
・トマトトークには限界がある
・あの日をなかったことにする潔さ

(本連載は毎週水曜日更新です。そういえば、2月14日、ムラタくんを会社で見なかった気がします。元気にしていてくれるといいのですが。)