深掘りしてみると、幹部社員向けの研修である「実践幹部塾」を受けている会社が、「環境整備プログラム」を受ける確率が高いとわかりました。

 つまり、まず「実践幹部塾」で幹部を勉強させて、さらに「環境整備プログラム」で環境整備を会社に浸透させると、業績がアップする。

 この流れがわかったので、サポート会員に「環境整備プログラム」より先に「実践幹部塾」を受けてもらうように仕組みを変えました。

「環境整備プログラム」は申込みが殺到する人気メニューのひとつですが、「社員の10%が『実践幹部塾』を受けないと、環境整備プログラムに申し込めない」という条件に変更しました。

 これらのカイゼン策は、データネイチャー大会で課長が行った分析が発端になっています。

 現場の数字力・分析力が、わが社やお客様の業績向上につながります。

 データネイチャー大会で発表された分析結果は、具体策へと落とし込みます。

 分析の目的は、業績を向上させ、業務をカイゼンすること。

「へぇ、おもしろい」「意外だね」で終わるなら、やらないほうがマシです。

 数字によって具体的なアクションを変えることが大切です。

 ぜひ、第1回連載にある、【あなたの会社の危険度ワースト「15の死角」】をチェックしながら、『数字は人格』をカラダ中の細胞に植えつけていただけたらと思います。