ひと通り読み切ることができたら、次は「何が書いてあったか?」を思い出して、頭に残っている内容を引き出していきます。引き出そうとしたとき、「何が書いてあったっけ……?」と思うくらいのスピードで読んでいるのが理想的です。もし読み終えた後、「ある程度、何となく思い出せる」という状態であれば、もう少し読むスピードを上げるようにしましょう。
発売即重版となり、たちまち7刷となった新刊『速読日本一が教える すごい読書術 短時間で記憶に残る最強メソッド』には、これまでの半分以下の時間で読めて毎月30冊以上読める、最速・最短で読書をモノにする方法を網羅。今回は、本を読んだ後に頭に残っている内容を引き出すための方法を紹介いたします。

1分間で3つ以上、記憶から引き出す

 速く読んだ後で「全然思い出せない」と思っても、その後、何が書いてあったか思い出そうと頑張っていると、「そういえば本の前半部分に◯◯なことが書いてあったような……」とか「本に書いてある内容ではないけれど、一瞬閃いたことが、あれ、何だったっけ……」と、徐々に思い出すためのヒントとなるイメージが思い浮かんできます。

 このように必死に思い出そうとすることによって、速く読んでいたなかで何となく目にした文章から記憶を引き出す力を鍛えることができます。

「思い出す力」を鍛えることによって、曖昧な記憶を組み立てながら、それに関連する内容を思い出すことができたり、その記憶と自分の身の回りの環境や過去の経験情報を混合させて組み立てたりすることで、今現在の自分に必要な気づきや閃きが生まれるようになるのです。

 そのため、「思い出せない」と思っても、すぐに本を読み返して確認するのではなく、「思い出す力を鍛えている」と思って、最低でも1分間、できれば5分以上粘って、少なくとも3つ以上、何かしら思い出すようにしてください。

 3つ書き出すことができると、それらの内容から派生してパッと思い出せる内容が増え、さらに思い出せる幅が広がりやすくなるからです。

 逆に思い出せる幅が広がることで、思い出すことに没頭しすぎる可能性もあるので、長くても10~15分「思い出す力を鍛える」ことに粘ることができたら、OKです。