現在進行形の否定文の場合
否定文の場合も同じ使い分けをします。
例文5
I don’t work.(無職です)
「無職です」は「普段から働いていない」ということですね。「普段からしていない」は現在形の否定文を使います。
I’m not working.(仕事中じゃないよ)
仕事中か仕事中じゃないかは「今」の話なので、現在進行形の否定文となります。
例文6
I don’t wear make-up.(いつも、すっぴんです)
「私は化粧をしない人です」という意味で、いつものことを表しています。現在形なので「一般的にはしない」という意味です。現在形は「今のこと」には全く触れてないので、 厚化粧をしながらでも「I don’t wear make-up.(いつもはすっぴんです)」と言うことができます。
I’m not wearing make-up.(今、すっぴんです)
現在進行形なので「今は化粧をしてない」という意味です。いつもどうしているかはわかりません。
例文7
I don’t drive.(全然車に乗ってない)
現在形を使うと「普段から乗らない」という意味になります。現在形は「普段のこと」だけを言うので、例えば運転しているときにも「普段は乗ってない」と言うことができます。
I’m not driving.(今日は車じゃない)
「今日は車じゃないから飲めるよ」というシチュエーションで使うことも多い英語です。逆に「今日は車だから飲めない」は「I’m driving.」とやっぱり現在進行形です。現在進行形は「今している最中」以外にも「一時的なこと」も表せるので、実際に運転している最中でなくても、このように「今日は車かどうか」という意味で使うこともあります。