誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」。年収1億円以上の人の「習慣」には、ある「共通のルール」があります。でも、その「習慣(ルール)」を行うのに、特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。誰でもできる「シンプルな習慣」を、あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです。

【年収1億円の習慣】<br />超一流は「2ランク上」の視点を持って仕事をする

【年収1億円の習慣】
超一流は「2ランク上」の視点を持って仕事をする

「2ランク上の人」とご一緒させていただく中で、「成功する人は、『並ランク』の私とは違う視点で物事を考えている」ことがよくわかりました。
ランクが上がるほど、さまざまな角度から物事を推察していたのです。

●【並ランクの人】ひとつの気づきから、ひとつのことしかできない
●【1ランク上の人】ひとつの気づきから、2つのことができる
●【2ランク上の人】ひとつの気づきから、3つ以上のことができる

たとえば、上司と一緒に現場の点検(掃除、身だしなみ、接遇など)をするとき、「メモ」を取りながらチェックするだけの人は、「並ランクの人」です。
「1ランク上の人」は、「メモ」を取るだけでなく、「カメラ」を使って記録します。「2ランク上の人」の人は、「メモ」と「カメラ」を使って記録した内容を、「他の店舗」にも情報共有し、応用します。
ランクが上がるほど、多面的、多角的、複合的に物事を捉えて展開していくので、大きな成果を生み出すことができるわけです。

「2ランク上の仕事をする」とは、「自分が責任を取れる限界まで、リスクを取る」と言い換えることができます。
「並ランク」の自分が「2ランク上の仕事」をすれば、それだけリスクを背負うことになります。背伸びをする分、失敗も多くなります。

背伸びをしたからといって、報酬が上がるわけではないので、多くの人が、「給料の分だけ仕事をすればいい」「言われたことだけを、やればいい」と考えがちです。けれど、リスクを取ると、給与とは「別の報酬」がもらえるようになる。
これは、「2ランク上にいる人たちからの最も大切なアドバイス」です。

それが、たとえ「雑用」でも手を抜かない。たとえば、先輩から「23ミリのパーマロッドを持ってきて」と頼まれたら、「ロッド」だけでなく、ロッドを巻くのに必要な輪ゴムやペーパーも一緒に持っていく。
お客様が来店されて、温かい飲み物をお出しするときに、お客様がセキをしていたら「のどアメ」をお出しする。このように、雑用にも付加価値をつけるのが「2ランク上」の仕事です。

2ランク上にいる人たちは、「好奇心と向上心を持ち、自分の頭で考え、言われたこと以上のことを、自己責任で行動する人」を応援してくれます。私自身、「2ランク上」の視点で仕事をするようになってから、いただけるアドバイスの量が圧倒的に増えたと思います。その応援やアドバイスこそが、「給与とは別の報酬」の種となるのです。