ビジネスに明確な正解はない!
すぐに答えを求める世代への対処法は?

また、[3]の特性は、報連相の研修をしていてもすぐに答えを求める新人も多いように感じます。ある課題を与えて、その答えを自分で考えてきて欲しいのに、正解は必ずあると、その答えを相手に求めます。

今では、分からないことがあればすぐにネットで検索すれば答えが出てきます。ですから自分で答えを考えるよりも、答えは検索すれば出てくるという習慣になっているのです。
しかし、ビジネスには明確な正解などありません。自ら仮説を立て、その答えを自ら導き出すのが仕事なのです。

こういった今どきの新人に対してはどう対応すればよいのか?

まずは、相手が報連相をしやすい空気を作る必要があります。
その為には、どんな場面でも承認からまず入るのです。
「いやいや、あんな変な報連相をしていて承認できないよ」という上司の声も聞こえてきそうです。

その場合、まずは、報連相をちゃんとやっていることを承認するのです。
「ちゃんと報告してきたのは良いことだね。こういうのはスピードが大事だから、今回のタイミングは良かったよ」

承認文化で育った新人は、まずは「いいね!」を貰わないと拒絶が始まります。
「いいね!」で相手が受け入れる姿勢を示してから、言うべき指摘をするのです。
頭ごなしの否定は、相手の拒絶を生むため、次第に報連相そのものをしないという方向に向かいます。そうなればマネジメントそのものが難しくなってしまうのです。

「そこまでしなくてはいけないのか!」と昭和世代の嘆きが聞こえてきそうですが、時代は大きく変わっています。
本書では相手のキャラに合わせた伝え方を説いていますが、新人特性に合わせたコミュニケーションも大事です。

今の時代に合わせた対応をすることで、信頼される素敵な先輩、上司になれるのです!