渡辺氏は「昨年初から減速してきた実体経済が回復しつつある」とも話す。半導体サイクルは約2年の周期で上下するが、先行指標の半導体関連株価が上昇局面に入った(下図参照)。次世代通信規格「5G」関連の需要が、これから本格的に増えていくことも追い風となりそうだ。

 相場が強いことで、日本株に注目する外国人投資家が増えている。今回特集で取り上げるアクティビストもそうだ。キーワードは「割安度」である。投資指標のPER、PBR(下図参照)で日米を比較すると、日本株の割安度が際立つ(表参照)。これこそ、アクティビストが日本株を熱心に物色するゆえんである。