1年間で保有した半分強の銘柄で
10%以上の株価上昇
現在、日本で猛威を振るうアクティビスト。彼らは過去1年間、どんな銘柄に投資をしたのか。
上場株式を5%超取得した投資家は5営業日以内に「大量保有報告書」を提出する義務がある。昨年12月以降、新たな銘柄について提出した有力アクティビストに関し、その実力を測るべく、全23銘柄のランキング表を作成した。ここではそのうち上位5位を公開する。
報告書の提出日時は銘柄によって異なる。そこで提出直前の株価終値と、直近(11月18日)の株価終値とを比較して騰落率を出した。
直近までの上昇率トップは香港オアシス・マネジメントが保有するサン電子で、報告書の提出は3月26日午後5時。8カ月で80%以上、株価が上昇している。
上昇率3位は冒頭で紹介したユニゾホールディングス。3カ月半で41%上がった。
ユニゾを巡っては、最初は旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けた。だが、その後ソフトバンクグループ傘下の投資ファンドが介入し、HISの計画が頓挫。さらに現在、米投資ファンドのブラックストーン・グループも買収提案を出している。
買収者が入り乱れる中、株価はつり上がり、エリオットは抜け目なくチャンスを物にしている。
2位のサンケン電気は上昇率51%。買ったのはエフィッシモ・キャピタル・マネジメントだ。今回判明した23銘柄中7銘柄と最多であった。