経済学者や経営学者、エコノミスト107人が選んだ2019年の「ベスト経済書」をランキング形式でお届けする「ベスト経済書2019」(全4回)。最終回は、第4~10位にランクインした経済書を、選者の「推薦の言葉」とともに紹介。学者やエコノミストの評価ポイントを知ることができれば、各書籍の要点を知ることができる。また、最後には第11~20位の書籍を網羅したランキング表を用意した。(構成/ダイヤモンド編集部編集委員 竹田孝洋)
「ベスト経済書2019」の
第4〜10にランクインした経済書
選者の「推薦の言葉」とともに紹介する、「ベスト経済書2019」の第4~10位にランクインした経済書は次の通りだ。
4位【48点】
グローバル・バリューチェーン 新・南北問題へのまなざし
(猪俣哲史著)
5位【45点】
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著)
6位【42点】
野生化するイノベーション 日本経済「失われた20年」を超える
(清水 洋 著)
7位【40点】
貿易戦争の政治経済学 資本主義を再構築する
(ダニ・ロドリック 著)
8位【39点】
MMT現代貨幣理論入門
(L・ランダル・レイ 著)
8位【39点】
父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。
(ヤニス・バルファキス 著)
10位【38点】
インバウンド・ビジネス戦略
(早稲田インバウンド・ビジネス戦略研究会 著)
10位【38点】
生産性とは何か 日本経済の活力を問いなおす
(宮川 努 著)
では、4位から順にご紹介していこう。