学力の土台が完成したとき「ブレークスルー」が起きる
VAMOSで親御さんと面談していると、「うちの子は男の子なので、応用力をつけてほしい」という声をよく聞きます。
とくに父親に多く、会社でも部下に「応用力が大事だ」と言っているのではないかと推測されます。でも、言われた部下は「応用力ってなんだ?」と思っているかもしれません。
そもそも、応用力とはなんでしょう。子どもたちの勉強でも、基礎の反復で得た力がどこかで応用力になって現れることがあります。
たとえば、0.125が8分の1であるとか、0.375が8分の3であるといったことを、基礎の反復学習をしている子どもは感覚的に身につけています。そのため、「0.375ということは1000分の375だから……」と考えるのではなく、いきなり8分の3を持ち出し短時間で問題を解いていくことができます。これも一種の応用力でしょう。
私たちが英語の長文を読み解くときに、わからない単語が出てきても前後の流れでだいたい予測がつくことがありますね。しかし、それは前後の単語がわかるから可能なのであって、ほとんどわからなければお手上げです。まずは、いかにたくさんの英単語を知っているかが勝負になります。
つまりは、応用力とは基礎学力の延長線上にあるということが言えます。
基礎学力があれば応用問題を必ず解けるというものではありませんが、基礎学力がなければ応用問題は絶対に解けません。応用力を求める以前に、まず徹底した基礎学力の構築が必要なのです。
だからVAMOSでは、ほかの塾の何倍も基礎学力の習得に時間を費やしています。それによって確固たる土台ができていると、あるときブレークスルーが起きるからです。