桜蔭・雙葉・豊島岡女子・渋谷幕張…。東京・吉祥寺の進学塾VAMOSは、「入塾テストなし・先着順」で生徒を選抜しないのに有名難関校に続々合格させると話題の塾だ。男女別カリキュラムを取り入れたロジカルで科学的な学習法は、保護者から圧倒的な支持を集めている。本連載では、VAMOSの学習メソッドが凝縮されたシリーズ累計3万部突破の『女の子の学力の伸ばし方』(ダイヤモンド社)から、子どもの計画・理解・反復・習慣のプロセスを体系化した「女の子の特性」に基づく学習法をお伝えしていく。

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細かい計画を立てるほど、勉強もはかどる

 勉強ができる子どもたちを見ていると、男の子と女の子では計画の立て方がまったく違うのがわかります。

 男の子は上手く計画を立てられませんが、女の子は自分でしっかりそれができます。小学生の頃は女の子のほうが、決断力があり、「いつなにをやればいいか」の見極めも確かなのです。

 「計画錯誤」という心理学用語がありますが、現実的でない計画を立ててしまうのは男性脳の仕業で、女性脳は地に足のついた計画を立てられると言われています。

 女の子は、目の前の課題が1週間後にどういう意味を持ってくるのか、1ヵ月後にはどういう成果となって表れるのかということを理解できます。そして、それを理解させた上で勉強させると大きく伸びるのが女の子です。

 とくに、12歳くらいの女の子は、すでに自我が芽生えて人間としての完成形に近くなっています。だから、自分が立てた計画に沿って勉強できる子が非常に多いのです。

 男の子の場合は、計画というほどの大仰なものではなく、目の前のミッションを1つずつこなしていくというやり方が向いていますが、女の子は細かく計画を立てさせて大丈夫です。

 具体的には、月の目標を決め、その目標を達成するには週ごとになにをすべきかを考え、さらには1日単位のスケジュールに落とし込んでいきましょう。

 男の子は「今日はなにをやるんだっけ?」とその場で確認する子が圧倒的ですが、女の子の場合、これを見て、計画的に勉強し、準備を整えてきます。

 それができる女の子には、自主的に計画を立てさせてあげましょう。

 もちろん、必要に応じて手助けをし、女の子が「親に応援してもらっている」という安心感を抱けるようにしてください。