「とにかく合格したい!」「成績を上げたい!」と目標を持って勉強に励んでいても、こんな悩みにぶつかるでしょう。「続かない!」。どんなにいいやり方を手に入れたとしても、続かなければ意味がありません。勉強とは「すべり台」です。勉強ができる人は階段をささっと駆け上がって、一気にすべるイメージを持っています。それが「学びの自動化」です。すべり台に「すべって楽しむおもしろさ」と「勝手に進むラクラク」があるように、勉強も始めたら止まらなくなるのです。
『偏差値95の勉強法 頭のいい人が知っている「学びを自動化する技術」』には、「没頭力(自らのめり込む)」「論理力(文脈で考えられる)」「記憶力(つながりで覚えられる)」が同時に手に入る勉強法を収録。さらに「没頭力」を発揮することで、「最短で結果が出る」「1日が27時間になる」「努力を努力と思わなくなる」のです。勉強にハマる要素は、たくさんあります。学びの楽しさを実感し、目標を達成できる勉強法を手に入れてください。
自分で問題を出し、
自分で答えを出していく
なかなか覚えられない問題や、よく間違えてしまう問題は誰にでもあると思います。
私の経験からすると、3回間違えた問題は、その後も間違える可能性が高いと言えます。
間違いを繰り返すことがないよう、確実に覚えられるよう考え出したのが、ここでお伝えする「セルフクイズ法」です。
まず、問題を解いた日付を書き、できたかどうかを○、△、×で簡単にチェックします。
そのなかで、できなかった×の問題を抜き出し、そのなかからさらに3回間違った問題をピックアップします。
その内容を「問題」と「答え」の形式にして、録音します。
ボイスレコーダーを使ってもいいですし、スマホのボイスメモ機能を利用してもかまいません。
問題を読んで、1拍あけてから答えを読みます。1拍は、大体3秒くらいです。このセットを3回録音します。
なぜ3回なのかというと、間をおかずに繰り返したほうがより記憶に定着するというのと、1回だけだと聞き逃してしまう可能性があるからです。
後で録音を聴き、問題の後の1拍の間に、自分で答えを出すようにします。
自分で問題を出し、自分で答えを出していくから「セルフクイズ法」なのです。