◎ポイント1:「サボっているかも?」と思われていることを前提で仕事をしよう
テレワークに慣れていない人は、仕事を任せる上司もオフィスにいる同僚も「在宅勤務している人はサボっているのでは?」と思われることを前提に仕事すれば、間違いはありません。
例えば、オフィスから電話をしてもすぐ出ないと「あれ?すぐ出ない。何してるんだろう?」とか、ちょっとかすれた声で電話に出ると「寝てた?」と、悪いふうに取る人もいます。
もちろん、そんなことを考えないような人もいますが、前提として、そのように思われないようにアピールも必要です。
見えてないからこそ、「離れていてもちゃんと仕事していますよ」という姿勢を見せられるように、気を付けなければなりません。
例えば、電話には即出る!チャットにも短文ですぐに返す。メールもクイックレスポンスが重要です。
◎ポイント2:自宅の環境はオフィスと完璧に同じように整備する
「自宅だからあのツール使えない!」「在宅なので共有ファイルの書き込みができない」など、オフィスでないとできないことがあると、オフィスで働いている人からは不満がつのります。
最近のクラウドシステムはとても便利ですし、ネット環境も速くて快適ですが、アクセス権や設定などはあらかじめ調べてテストをしておくことが大切です。
とにかく、オフィスで働いている時と同じことができる環境が整っていないと、周囲からの不満が出ますので、そこは念には念を入れて準備をしましょう。
特に「ファイルちょっと見てくれる?」とか、「○○さん今オフィスにいるかな?電話しても出ないんだけど…」など、オフィスにいる人を頼るのはNGです。「だったら会社に出てきてくれよ」と、オフィスにいる人の生産性を下げ、イライラを煽るようなことがあってはよくありません。
◎ポイント3:1時間ごとに何をしたか報告できるような成果を目指そう
私の知っているある管理職はマイクロマネジメント過ぎて、在宅の場合には「15分単位で何をやったかをレポートするように…」という指示をしていたようです。
また、1時間おきに電話をしてきたり、とにかく何をしているのか気になって仕方がないという性分でした。これは極端な例ですが、後から求められた時にでも、1時間単位で何をしていたのかをきちんと報告できるような簡易レポートは出せるような準備をしておいた方がよいでしょう。