婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 「にじみでる育ちのよさ」と本物の品が身につくと話題のマナー講師、諏内えみさんの最新刊『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。
マナー本や、通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられていますが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえません。しかも、「育ちがでる」と言われてしまう部分ばかりですから、尚更気になりますよね! 今回は、お化粧室の使い方についてご紹介していきます。
トイレットペーパーの三角折りはNG!
トイレットペーパーのふちをきれいに三角に折る方。もしかしたら、女性らしい気遣いや、次の方が使いやすいようにという配慮かもしれませんが、かえって不衛生で、誤った気遣いとなります。
三角折りは、「お掃除が済みました」というサイン。
掃除を担当する方以外がなさるのはかえっておかしく、逆に品性を疑われてしまうかもしれません。
また、洗面台は使ったら軽くふく。というのも、気をつけたいものです。洗面台に水滴や髪の毛が残っているだけで、清潔感が失われてしまいますが、使用後に、サッとひと拭きするだけで、次の方が気持ちよく利用できますね。
他にも、基本的なことですが、下記のようなことに気をつけてお化粧室を使用したいものです。
・トイレのふたは閉める
・トイレットペーパーの切り口はきれいに
・電気をつけっぱなしにしない
・スリッパはきちんとそろえて戻す
日常のふるまいや、わずか数秒の心配りができるかどうかに、あなたの育ちは表れます。「品がいい」「育ちがいい」と言われる人とは、「家柄や幼少期に受けた躾けが違うのだから」「今さら、育ちは変わらない」……と思っていませんか? 『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で、何となくやっているけれど、これ、いいのかな? と迷うシーンでの正解のふるまいや、「育ち」が出てしまうポイントなど、リアルな例を250個も紹介しています。「育ちの良さ」とは、これらを知っているか否かですから、知ることさえできれば、今からでも「育ち」は変えられます。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら本当に恥ずかしいですし、今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!