テレワーク時代に、1分の使い方で大きな差をつける「超時短術」1分間の考え方次第で効率が飛躍的に上がる(写真はイメージです) Photo:Witthaya Prasongsin/gettyimages

新型コロナウイルスの影響で働き方が激変し、テレワークが一般的になりつつある。仕事に対する評価のされ方も変わり、いかに効率よくアウトプットできるかどうかがカギだ。そのためには、仕事の進め方を1分単位で考える必要がある。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明)

テレワークで成果主義時代へ突入
時間の有効活用がポイント

 今は働き方の転換期の真っただ中だ。今までの“夜遅くまで仕事をすれば残業代がもらえる”といった時代は終わりを告げ、一気に成果主義時代になる。

 テレワークになれば働く時間はあなた次第。同じ仕事を集中して30分で仕上げることもできるし、効率悪くダラッと3時間かけてやることもできる。それを監視する上司の目はない。3個の仕事で1日が終わる人もいるし、一気に10個以上やってしまう人も出てくる。当然、アウトプットが多い人の方が評価されるものだ。

 テレワークは、一部の業界では今までもある程度行われていたが、新型コロナウイルスをきっかけに、ほとんどの業界が取り入れざるを得なくなった。「口うるさい上司がいたとしても昔の方が良かった…」などと思ったとしても元の世界に戻ることはない。これからは新たなフィールドで戦っていくしかないのだ。

 テレワークになれば通勤時間がなくなる。場合によっては「往復3時間も節約できます」という人もいるだろう。これは時間において最大のメリットになる。

 ところが、そんな人たちも「思ったより時間がない」と嘆いている。あなたも既に体験しているように、家族がいれば仕事の邪魔をされるし、1人で暮らしていてもなかなかすぐに集中できるわけではない。また、働く時間が長くなるわけでもない。