実践しよう!
■他人のネガティブな言葉に気をつける
自分の夢を家族や友人、同僚と分かち合うときは、注意が必要です。世の中には、グラス半分の水を見て「半分も入っている」と考える人よりも、「半分しか入っていない」とネガティブに考える人のほうがはるかに多くいます。あなたの夢の話を聞いても、「冗談でしょう?」「そんなの、うまくいくわけないよ」といった否定的な反応をします。嫉妬心にかられる人も少なくありません。他人に夢を理解してもらうには時間がかかります。あなたの夢が本物なら、きっといつかは周りに理解してもらえます。ですから、ネガティブな反応を真に受けたり、くじけたりしないように注意しましょう。
あなたの夢を支えてくれる人たちを大切にしましょう。夢を育めるような環境に身を置きましょう。
■夢を妨げるモノの正体を見極める
あなたは「素晴らしい未来を創造できる」と心から信じていますか? 信じられなければ、夢の実現は困難です。この壁を乗り越える秘訣は、ネガティブな考えがどこから生じているかをはっきりさせることです。その原因と思われるものを、すべて書き出しましょう。未来を変えるために何かに挑戦しようとすれば、最悪の事態が頭に浮かび、不安になってしまうのも当然です。信念を持てない理由がはっきりしたら、否定的な状況の中でも前向きな考えを抱けるように、思考の枠組みを調整します。たとえば、「会社をクビになること」を、「自分の新しい可能性を開くチャンス」ととらえてみるのです。
将来の計画や夢について、一番不安に感じることは何かを考えてみましょう。最悪の事態を想定し、それが本当に起こったときにどうなるかを冷静に考えてみましょう。
そして本当に、それが未来をつくることを妨げる理由になるかを考えるのです。