病気を遠ざける「免疫力」は腸で作られるため、腸内環境をよくする食品をとることが重要、というのは、81歳の免疫専門医である藤田紘一郎氏の弁。いわく、健康長寿のために勧める食品には、野菜、発酵食品、肉や魚の骨から出るだしなど。それらの食品をスープでとるメリットは、体調が悪くても年をとっても体に吸収しやすいことです。
ウィズコロナの時代を生きるすべての人に手に取っていただきたい最新刊『免疫専門医が毎日飲んでいる長寿スープ』では、著者自身も毎日飲んでいる究極のスープはじめ、おいしく続けるための73レシピを紹介している。
この連載では、自分で免疫力を高める食事の法則や、著者が勧める『長寿スープ』のレシピなどをお伝えしていきます。

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だれでも50歳を超えたら、
体質や代謝の仕方が
大きく変わる

 私は現在81歳ですが、50代も後半になったころ、食生活を変えることでさまざまな病気や不調を克服し、健康な体を取り戻しました。

 そんな実体験をきっかけに学んだのは「だれでも50歳を超えたら、体質や代謝の仕方が大きく変わる」という事実です。

 体内では、2つのエンジンが助け合いながら動いています。50歳までは、糖質を使って32~36℃で活発化する「瞬発力を出すエンジン」が活発ですが、50歳を過ぎると酸素を使って37℃以上で活発化する「持続力を生み出すエンジン」をメインに使うことが大事になります。

毎日のスープは
人生を変える
食事の主役になる

 若い頃の食習慣を続けていると、持続力を生むエンジンの働きをじゃまして活性酸素を生み出したり、糖質が過剰になり、肥満や糖尿病を招いたりします。その切り替えのためには、糖質を控えた食事や、体を温めたり、腸を整えたりする食事が大切。そこで役に立つのが「スープ」です。毎日のスープは人生を変える食事の主役になるはずです。

本原稿は、藤田紘一郎著『免疫専門医が毎日飲んでいる長寿スープ』の冒頭からの抜粋です。『免疫専門医が毎日飲んでいる長寿スープ』では、腸内環境を整えて免疫力を高める「長寿スープ」のレシピがたっぷり収録されています。ウィルスが蔓延するこの秋冬、免疫力を高めて病気にならない体を手に入れてみませんか?(次回に続く)