「決済用預金口座」という仕組み

私が利用している証券会社はSBI証券ですが、預かり金の信託先の企業名まで具体例を挙げて記載していて安心です。

ほかの証券会社でも、預かり資産の分別管理に関しては各社のホームページに記載されています。

いま株式投資をされている方は、利用する証券会社のホームページを確認してみましょう。

ちなみに、銀行預金に関しても1000万円まででなく、全額保護してもらう仕組みがあるのをご存じでしょうか?

この仕組は、すべての銀行が扱っているわけではありません。

さらに一般的な普通預金と違って利息は付かなくなりますが、預金保険制度により預金が全額保護される「決済用預金」(銀行ごとにサービス名称は異なります)というものがあるのです。

利息がつく普通預金口座を、決済用預金口座に切り替えてもらうこともできますから、資産が増えてきたら検討してみてもよいかもしれません。


<参考>
SBI証券の預かり金の信託先は、三菱UFJ信託・三井住友信託・みずほ信託・りそな銀行・FXクリアリング信託(2020年9月時点の情報)

<主な証券会社の預かり資産に関する記載>
SBI証券  分別管理の記載あり、信託先の企業の記載あり
楽天証券  分別管理の記載あり、信託先の企業、信託額の記載あり
マネックス証券  分別管理の記載あり


※住信SBIネット銀行に預けている預金残高を、SBI証券における株式等の買付代金に充当できる「預り金自動スィープサービス(SBIハイブリッド預金)」があります。
これを設定をしていると、預かり金は証券会社の分別管理の対象外となり、預金保険制度の対象(1000万円+利息までの保護)になります。
ただし、このサービスは上限金額設定が出来るため、1000万円までこのサービスを利用するといったことも可能です。



私は三菱UFJ銀行を利用していますが、決済用預金口座に変更しました。