「こんまり」こと近藤麻理恵は、今や「片づけ」プロフェッショナルとして、世界で最も知られる日本人の一人となりました。麻理恵さんの世界進出の戦略を手掛けてきたのがプロデューサーであり夫でもある私、川原卓巳でした。日本で活動していた彼女が、どのような流れで世界を舞台に活躍することになったのか。
初めて書き下ろした書籍『Be Yourself』では、麻理恵さんと二人で歩いてきた「自分らしく輝く」ための道のりをご紹介しています。特別なスキルや努力は必要ありません。あなたが、あなたらしく戻ること。そのためのステップをまとめました。本記事では具体的に、あなたがあなたらしく輝くためのメソッドをご紹介します。(構成:宮本恵理子)

SNSで憧れの人に絡んだほうがいいたった1つの理由Photo by 千倉志野

つながるチャンスを逃さない

 昨日の記事で僕は、最も簡単で手軽な自己表現の方法が、Twitterで誰かのつぶやきをリツイートすることだ、とお伝えしました(詳細は「一番簡単で手軽な自己表現、それがリツイートだ!」)。

 リツイートをする時、さらに一歩踏み込む方法として、@でつぶやいた本人にメンションを入れてみると、あなたの存在をつぶやき主に知ってもらえる可能性がぐんと高くなります。

 え? そんなことしていいの? 最初はビビッちゃうかもしれませんが、大丈夫。

 もちろん相手がどういう人なのかを見極める必要はありますが、共感やリスペクトを伝えてくれる相手に対して、イヤな感情を持つ人はほとんどいないはずです。

 ちょっとしたアクションで大好きなあの人とつながれるかもしれないのに、やってみないなんてもったいない!

 Twitterじゃなくてもオーケー。例えば、ブログで本の感想を書いてみてもいい。

 本を書いた著者や編集者は、「どんな人がこの本を読んでくれているかな?」と、常にネットでリサーチしています。もしあなたが熱々の情熱あふれる書評をブログに書いていたら、きっとそれは見つけてもらえる確率が高い(僕の本『Be Yourself』の感想も大歓迎!! @takumikawaharaでメンションしていただけるとうれしいです)。

 僕が「やるしかない」と言うのは、この現象は20年前には考えられなかった奇跡だから。インターネットが普及するまで、僕たちは大好きな人に思いを伝えるために、出版社にファンレターを送ったり、年に一度開催されるオーディションに応募したり、高額の講演会に申し込んだりしていました。

 それが今では、すぐにつながれるルートが24時間オープン状態。

 誰でも、何者にもなれる時代。この恵みを活用しない手はない。

 ちょっとずつでもいいから、お試しあれ。

SNSで憧れの人に絡んだほうがいいたった1つの理由