「KPI」の設定方法と共有方法が重要
強い会社になる秘訣とは
その管理会計の基本のキとして覚えてほしいのは、社内で共有・管理する指標を「KPI(重要業績評価指標)」と呼ぶことである。
KPIは社内の採点基準で、営業部門は売り上げで評価され、購買部門は仕入れの金額で評価され、これがKPIになる。このKPIの設定により、社員の行動指針が決まっていくのだ。
また、KPIの設定の仕方が正しくても、共有方法が下手な会社は失敗する。現場の社員に、経営者と同等の数字意識は必要ない。それぞれの社員に必要な情報に絞って、分かりやすい言葉で伝えるべきなのだ。一方、会社側がきちんとKPIを設定しているのに現場の社員が正しく認識していないことも問題だ。
裏を返せば、利益成長を続ける「強い会社」の多くは、企業の経営陣から現場レベルにまで適切な「KPI」を設定し、現場の行動に落とし込むことに成功している。