先行き不透明な今
何をしなければいけないのか?

では、世の中の「不労所得」には、どのような手段があるのでしょうか?

いくつかの例を見てみましょう。

●株式などの投資収入
●不動産の家賃収入
●特許の権利収入
●音楽の著作権収入
●本の印税収入
●キャラクターの著作権収入
●ビジネスなどの権利収入
●他人に貸したお金の利息収入
●ブログやメルマガの広告収入
●コインロッカーの利益収入
●自動販売機の利益収入
●油田のオーナー
●温泉のオーナー
●銀行に預けているお金の金利収入

たとえば、本の印税収入。

「面白い本」や「勉強になる本」など、なんらか“価値のある本”にお金を払って買います。

「この本は価値がある」と思う人が多ければ多いほど本はたくさん売れ、それに応じて著者が得る印税も増えます。

つまり、多くの印税が入ってくる著者は、出版を通じて多くの人に「喜び」を提供しているのです。

音楽の著作権収入も同様に、その音楽を聴いて気分が明るくなったり、カラオケで歌ってストレス解消になったりする人がいるから、その音楽を生み出した作詞家・作曲家にお金が入ります。

株式投資をすれば、投資先の会社は、投資されたお金を使ってより良い商品やサービスを世の中に広めようとします。

その商品やサービスを使った人が喜んでくれれば、会社の業績が伸びて株価も上がります。

もしあなたが温泉を掘り当てて、温泉施設をつくったとしたら、地下から湧き出る温泉が、そこに訪れる人々に癒しと安らぎ、つまり喜びを与えてくれます。

このように、「働かずにお金を得る」という不労所得はすべて、「自分が働かずとも誰かが喜ぶ仕組み」をともなっているのです。

先行き不透明な今、会社の給料とは別に収入の軸を作っておくために、何をしなければいけないのか?

「自分が働かずとも誰かが喜ぶ仕組み」という観点から考えると、自ずと答えは見えてきます。